地元民から愛される北九州市のシンボル公園
「21世紀の都心のオアシス」をテーマに作られた勝山公園は、北九州市民の憩いの場として愛されている公園です。この公園では4つのエリアに分かれています。
・イベントが行える広場に紫川と一体となった「賑わいと交流のエリア」
・市民に憩いと安らぎを提供する「心と体の安らぎエリア」
・小倉城や庭園、中央図書館に松本清張記念館などの北九州の文化や歴史に触れることができる「情報、文化の拠点エリア」
・大きなタコの遊具など、子供が安全かつ思いっきり遊べる空間を提供する「子どもの遊び場エリア」
今回は観光客も楽しめる、勝山公園のおすすめスポットを「情報、文化の拠点エリア」周辺を中心に紹介していきます。
2019年に天守閣がリニューアル「小倉城」
勝山公園のシンボル的存在にもなっている小倉城は1602年、当時関ヶ原の戦いで徳川方で活躍した武将、「細川忠興」が築城しました。「唐造り」と呼ばれる小倉城の天守閣は、4階と5階の間に屋根の庇がなく、5階が4階よりも大きくなっているのが特徴です。しかし、1837年の長州戦争にて昔の天守閣は焼失してしまいました。現在の天守閣は1959年に建て替えられました。
また、2018年3月から改装工事が行われ、2019年3月よりリニューアルされ、展示内容と内装が約30年ぶりに一新され、エレベーターが1〜5階まで設置され、より観光しやすくなりました。
開館時間 | 9:30〜17:30(4月〜10月は18:00まで) |
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休館日 | 12月29日〜31日 |
電話番号 | 093-561-1210 |
入館料 | 一般350円、中高生200円、小学生100円 |
松本清張ゆかりの品々を多数展示「松本清張記念館」
北九州を代表する、芥川賞作家「松本清張」。彼の生前の功績を語り継ぐことを目的として1998年8月「松本清張記念館」は作られました。
館内は、約40年の作家活動で彼が残した約700もの著書作品の紹介、直筆原稿や、実際に彼が愛用していた品々の展示。また、自宅の一部を再現した書斎や書庫を見ることもできます。
開館時間 | 9:30〜18:00(入館は17:30まで) |
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休館日 | 12月29日〜31日 |
電話番号 | 093-582-2761 |
入館料 | 一般500円、中高生300円、小学生200円 |
街中で楽しめる日本庭園「小倉城庭園」
上記で紹介した小倉城に隣接した場所にある「小倉城庭園」。江戸時代の記録や現存する庭園、大名屋敷を参考にし再現された庭園は、季節によって様々な顔を見せる植物たちが非常に鮮やかで。園内の池の周囲を散策しながら景色を楽しむことができます。
この他に、お茶と季節のお菓子を楽しみながら、お茶の飲み方や心構え、魅力を学ぶことが出来る「立礼席」なども人気のスポットです。
また館内は「英語、韓国語、中国語」の音声ガイドのサービスもあるので、海外からの観光客の方も安心して園内を楽しめるようになっています。
開館時間 | 9:30〜17:30(4月〜10月は18:00まで) |
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休館日 | 12月29日〜31日 |
電話番号 | 093-561-1210 |
入館料 | 一般350円、中高生200円、小学生100円 |