This post is also available in: English 繁體中文
日本の伝統と革新を融合させ、多様な食文化をつなぐ唯一無二の和食
世界の食通が今、東京・自由が丘にあるヴィーガンレストラン「菜道(さいどう)」に熱い視線を注いでいます。菜道は、ヴィーガンやベジタリアンのお客様はもちろん、世界的な食通、俳優、著名シェフまでも虜にする新しい和食の形を提供。なぜ、菜道はここまで高く評価され、世界のグルメが驚嘆するのでしょうか。

菜道が提供する料理
日本の伝統技術と現代感覚の融合
菜道の最大の強みは、日本の伝統的な和食の技術を駆使しつつ、現代の食文化に即した料理を生み出している点にあります。ラーメン、寿司、お好み焼きといった日本を代表する料理を、動物性食材、五葷(にんにく、ねぎ、にら、らっきょう、あさつき)、アルコールを含む調味料を一切使わずに提供しています。
日本食を語る際に重要な出汁には、昆布、複数の乾燥キノコ、様々な野菜を巧みに組み合わせ、深みのある味わいを引き出し、さらに、楠本シェフが独自に開発した調理方法や、日本各地からの厳選食材を駆使し、食感や味のバランスに細心の注意を払うことで、「ヴィーガン料理であることを忘れるほどの味の満足感」を実現しています。

厳選した食材を使用するために日本各地の生産現場まで足を運ぶ楠本シェフ
One Tableの実現を目指して
菜道の料理に込められたメッセージは、「One Table」。これは、宗教的戒律、アレルギー、ヴィーガンやベジタリアンといった食の選択肢、さらには文化や国籍の違いといった多様な背景を超えて、すべての人が“同じテーブルを囲み、同じ料理を楽しめる”社会の実現を目指す想いから生まれた理念です。
日本には古くから「同じ釜の飯を食う」という言葉があり、これは共に食事をすることで信頼や絆が育まれていくという、日本人の根深い価値観を表しています。食の場は、人と人が心を通わせる特別な空間。菜道は、誰もが制限なく「美味しい」という感動を共有できるよう、「One Table」の精神で料理を作り続けています。
See Also
人気すぎて予約困難!世界中の有名人も訪れる聖地に
菜道は毎月1日の0時00分に翌月の予約枠を開放していますが、毎回すぐに埋まってしまう人気ぶり。国内外から訪れる食通や著名人、フードインフルエンサーが多数来店し、SNSを通じて話題は瞬く間に広がっています。さらにヴィーガンやベジタリアンの方だけでなく、普段から肉や魚を食べる一般の食通も、料理の完成度の高さに魅了されリピーターとなる方が続出するほど。

菜道が提供する料理
ロサンゼルスでのPOP UPが証明した世界的な人気
菜道の勢いは日本にとどまりません。2023年にアメリカ・ロサンゼルスで開催したPOP UPイベントは、その人気ぶりを世界に示す象徴的な出来事となりました。イベント開催告知後、チケットは即日ソールドアウトし、最終的には2,500人ものキャンセル待ちが出るほどの熱狂ぶり。イベントには海外の有名セレブや著名シェフ、フードジャーナリストも多数訪れ、大きな話題となりました。
この成功は、菜道の料理が単に日本のヴィーガン料理として評価されているのではなく、その普遍的な「味」や「技術」、そして「革新性」の高さが認められた結果でもあります。ロサンゼルスでの好評は、今後のグローバル展開への大きな布石ともなっています。
See Also
米ロサンゼルスでの「SAIDO’s VEGAN WAY」が大盛況にて終了!世界が驚愕したポイントとは?

ロサンゼルスで行われたPOPUPに来店したお客様と楠本シェフと五藤店長
G7サミットでも高い評価
菜道の実力は、国際政治の場にも認められています。2023年に日本で開催されたG7にて、各国首脳や関係者に提供される料理の一部を、菜道が監修を行いました。ヴィーガンでありながら、力強さと繊細さを併せ持つ味わい、そして日本の食文化への深い敬意を込めたその料理は、各国首脳の舌を唸らせ、称賛を集めました。
国際会議という極めて重要かつ多様な価値観が交差する場においても、「すべての人が共に同じ食卓を囲める」One Tableの思想は強く共鳴され、菜道の料理がその象徴となりました。

G7の様子
Happy Cowで世界一に輝く実力派和食店
菜道は、ヴィーガンやベジタリアン向けのレストランを評価・紹介する国際的プラットフォーム「Happy Cow」で世界一の評価を獲得しました。Happy Cowは世界中のヴィーガンやベジタリアンから高い信頼を得ているだけでなく、その評価は世界中の飲食業界に大きな影響力を持っています。
See Also
速報!Best Vegan Restaurants Worldwideで東京の”菜道”が世界1位に輝く!

店頭に貼られているHappy Cowのステッカー
楠本シェフのリーダーシップと次世代育成への貢献
楠本シェフは、国内外での講演やワークショップ、料理学校での講義に積極的に登壇し、次世代の育成に力を注いでいます。目的は、次世代の料理人に「食の多様性への対応」の重要性を理解してもらい、これからの時代に不可欠なスキルとして伝えること、そして日本の食文化の価値を世界に広めることです。
食の未来を見据えた幅広い視点で情報発信を行う楠本シェフは、その存在が菜道の魅力を一層高めるだけでなく、飲食業界全体に対しても大きな影響を与えています。
See Also
米ロサンゼルスの世界的な料理学校”Institute of Culinary Education(ICE)”にて、菜道楠本シェフが特別授業開催
オーストラリア「Japanese Vegan-Menu Workshop」にて菜道楠本シェフが料理の実演・解説を実施

オーストラリアで講演を行う楠本シェフ
まとめ:和食の新時代を切り拓く自由が丘菜道
世界の食通や著名人が注目する東京・自由が丘の和食レストラン「菜道」は、日本の伝統技術と現代の感覚を融合させた革新的なヴィーガン和食を提供しています。菜道が掲げる「One Table」の理念は、多様な食の背景を持つ人々が同じテーブルを囲み、心から料理を楽しむ社会を目指しています。
その人気は国内外で広がり、毎月の予約はすぐに売り切れ、さらにロサンゼルスでのPOP UPイベントもチケットが即完売し、2,500人のキャンセル待ちが出るほどの熱狂を生み出しました。これらの成功は、菜道の料理が単なるヴィーガン和食にとどまらず、「味」「技術」「革新性」においても世界水準で高く評価されている証です。
さらに、楠本シェフは国内外で講演やワークショップ、料理学校での教育活動に積極的に取り組み、次世代の料理人に食の多様性の重要性を伝え、日本の食文化の価値向上に貢献しています。彼の発信は菜道の魅力を高めるだけでなく、飲食業界全体に新たな視点と活力を与え続けており、食の未来を切り拓く存在として国内外で注目されています。
菜道は今後も、多様な背景を持つすべての人が「おいしい」を分かち合える食の場として、そして日本の和食文化の新しい可能性を世界に示す旗手として、その挑戦を続けていきます。
店名 | 菜道(さいどう) |
---|---|
住所 | 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘2丁目15-10 |
電話番号 | 03-5726-9500 |
営業時間 | 12:00〜21:00(LO20:30) 定休日:毎週水曜 |
ウェブサイト | https://saido.tokyo/ |
予約 | https://www.tablecheck.com/ja/shops/saido-tokyo/reserve |
HappyCow | https://www.happycow.net/reviews/saido-tokyo-136840 |