全国のインバウンド関係者向けセミナー

2024年5月31日(金)に訪日ラボが主催で「地域に眠る観光資源の”磨き上げ”、結局何をしたらいいの?インバウンド向け観光コンテンツの専門家5名が徹底議論!」と題したセミナーが、渋谷会場とオンラインにて開催され、全国のインバウンド関係者が約700名参加しました。

=====================
プログラム
1. インバウンド業界で最新のトレンドや動向について
2. 専門家が教える、観光資源のインバウンド活用
3. ここでしか語れない、スペシャルディスカッション
=====================

当日の様子(渋谷会場)

磨き上げって結局何したらいいの?を徹底解説

登壇の様子

まず訪日ラボの川西氏は「インバウンド業界で最新のトレンドや動向について」をテーマに以下について語りました。

・インバウンド市場の最新動向
・デジタルマーケティングの重要性
・今後のインバウンド市場の展望とその対策

続いては「専門家が教える、観光資源のインバウンド活用」をテーマにライフブリッジの櫻井氏は以下について語りました。

・地方のインバウンドは「幕の内弁当戦略」ではなくコンテンツを尖らせるべき
・時間と距離を越えても行きたくなる「テーマ×没入感」について
・効率的にレビューを集める戦略について

3番手として弊社フードダイバーシティの守護からは「食の磨き上げ」をテーマに以下について語りました。

・日本食が現在海外からどのように認識されているか
・磨き上げは「売れやすい」軸と、「利益率」軸で考える
・食の多様性は様々で、どこから手をつけいいか分からない場合は「まずはヴィーガン」からスタートし、最大公約数の対応から始めるべき

4番手として「インバウンドが食いつく“奇抜な”体験の作り方とは?」をテーマにSET UP JAPANの佐山氏は以下について語りました。

・奇抜な体験が成功した要因
・そしてそれが実施継続できている要因
・インパクトを大きくする写真の撮り方や配布について

最後にインアウトバウンド東北の西谷氏は「結局何したらいいの?」をテーマに以下について語りました。

・思い出してもらえることの重要性
・お客様のいうことをどこまで聞くべきかを見極める
・プロダクトアウトとマーケットインの配合を決める「ビジョン・理念・方針」の設定

ここでしか語れない、スペシャルディスカッション

パネルディスカッションの様子

続いてのパネルディスカッションとしては、以下のテーマで議論が行われました。

・インバウンドを呼び込むために「観光コンテンツを磨き上げる」とは、何から取り組んだらいいのか?
・これまでインバウンド向けに磨き上げを行ってきて感じている課題は?
・インバウンドのナイトコンテンツの可能性と傾向は?
・インバウンドと国内旅行は両立できるのか?
・地域共通での「食」の観光コンテンツ化のポイントは?
・日本の伝統産業、歴史的建造物などの魅力の磨き方について
・地域の方々の巻き込み方についてアドバイスがほしい

終了後は多く質問も飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは幕を閉じました。

今後も主催の訪日ラボとしては、このようなセミナーを開催していくとのことです。