国、宗教、文化を超えて一つのテーブルを囲む

2022年8月29日(月)、”清流山水花 あゆの里”が主催で「インターナショナルパーティ」がひまわり亭にて開催され、あゆの里で働く外国人従業員、人吉市内の飲食事業者、JICA関係者含めて約20名が参加致しました。本イベントはあゆの里で働く外国人従業員が、母国の料理を振る舞い、人吉市民と文化交流する場として提供されました。

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当日の様子

当日振る舞われたのはネパール料理、ロシア料理、メキシコ料理、和食で、実食前にそれぞれの料理について、文化背景やどういった時に食べるのかとともに、おすすめの食べ方なども踏まえて説明が行われました。尚、ネパール人のカドカ夫妻がヒンズー教のため、全ての料理は牛肉不使用で作られています。

ロシア料理を説明するマリアさん

ネパールカレーの食べ方を説明

主催者であるあゆの里の若女将有村友美さんは「自分自身も留学経験があって、異国で生活、働くことの大変さは良く分かっている。このようなイベントを通じて、人吉市全体で外国人にウェルカムな体制を作っていきたい」とのことを語りました。

また、ひまわり亭を経営する本田節さんは「いろんな背景があっても、一つのテーブルを囲んで食事をすれば、お互いのことをすぐに分ち合えるので、もっとこういった機会を増やしていくべき」と語りました。

最後に、ネパール人のカドカさんは「こういった場があって本当に嬉しい。働くだけではなく、日本をもっと良く知りたいし、ネパールと日本の架け橋になりたい」と語りました。

今後もあゆの里、人吉球磨地域としてもこのようなイベントを行なって、相互理解と文化交流を深めていくとのことです。

ネパール料理

メキシコ料理

ロシア料理

和食