「保育園の代表の想い×プロのシェフスキル」で実現

2022年7月22日(金)、姫路市のもく保育園にて、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフが、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはもく保育園の「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。本取組は今回で7回目となります。

開催の背景や、代表の想いはこちら

One Table Dayで食事をする園児

提供されたメニューは?

もく保育園のOne Table Dayとして提供されたメニュー

・麻婆豆腐
・春雨サラダ
・ご飯
・ずんだジェラート
・豆乳

一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは2点

1点目:全員に「麻婆豆腐」が提供されたこと
子供が大好きなメニューの一つ「麻婆豆腐」は特に乳や卵といった食材は使用しませんが、今回はプロのスキルで味と栄養価を高める手法が使用されました。特に味も栄養もない片栗粉の代わりに、とろみ付けにはえのき氷を使用することでえのきの味が追加され、お肉を使用せずともうまみ成分たっぷりの麻婆豆腐となりました。もちろんえのきの高い栄養価もしっかりと取ることができます。お代わりする園児が続出し、大変好評なメニューとなりました。

尚、今回えのきは株式会社丸金からの協賛となります。

麻婆豆腐をお代わりする園児

調理を行う楠本シェフ

麻婆豆腐のとろみにはえのき氷を使用、甘さにはマルコメ社の甘酒を使用

2点目:乳アレルギー、卵アレルギーの園児も含め、全員に「ジェラート」が提供されたこと

子供がみんな大好きなジェラートですが、通常はもちろん乳と卵を使用します。先々月と先月に引き続き、今回もこちらのジェラートは世界一のジェラート職人である柴野大造氏が乳や卵を使わずに製造し、味やコクだけでなく、滑らかさも完全再現したプロの作品です。さらに今回はタンパク質、ビタミンB1、カリウム、食物繊維、鉄分などを豊富に含む枝豆を使用し、美味しいだけでなく、栄養価にも配慮したジェラートとなりました。通常子供は豆類をあまり好みませんが、本ジェラートは味や食感もよく、お代わりする園児が続出しました。

ヴィーガンジェラートを食べる園児

特別協力

調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材提供①:株式会社グローバル
食材提供②:株式会社丸金
報道:フードダイバーシティ株式会社