北海道フードダイバーシティ協議会設立
「全道で食の多様化を推進」をテーマに、2019年1月16日北海道フードダイバーシティ協議会が発足し、旭川市内の雪の美術館で記者会見を行った。
会長を務める藤澤氏は、豊富な北海道の食材資源を世界に向けて活用していくためには、ベジタリアン、ヴィーガン、ハラール等の世界における食のルールを体系的に学ぶ必要があるという。
また本会の発起人となりフードライターも務める尾崎氏からは、自身も食の禁忌を持っている背景から、食べたくても食べられない人に対して力になりたいという想いから本取り組みが発足したと語られた。
そして旭川市議会議員も務める林氏からも、2019年に行われるラグビーワールドカップ(札幌会場も含む)や東京2020における食の多様性の重要性、更に旭川を世界の美食の街にするサンセバスチャン化構想について語られた。
直近の活動としては2019年2月旭川冬まつりにおけるブース運営及び、雪のモスクにおける情報発信・集客、2019年3月にはヴォレアス北海道と連携し比布町にてフードダイバーシティセミナーも開催予定。
本取り組みにおいて道内市区町村との連携も呼びかけられました。
本協議会では主に下記事業を推進する
・北海道における食の多様化を推進セミナー
・飲食店、宿泊施設への対応および集客サポート
・情報発信
・紙媒体の作成 https://www.halalmedia.jp/ja/tourist-guide/
・電子決済導入推進
・旭川冬まつりにおける北海道フードダイバーシティ協議会ブースの運営
また最後に、協議会が果たす役割についても下記の通り発表された。
1.特定の宗教や特定の主義の方に対して偏った活動ではないこと
2.認定や認証などを発行する団体ではなく、消費者が選択するために必要な情報を提供する
3.現場ノウハウを集約し、オープンソースプラットフォームになること
■北海道フードダイバーシティ協議会 役員構成
会長 藤澤 芳則(一般社団法人旭川薬剤師会 顧問)
副会長 尾崎 満範(クッタ合同会社 代表社員)
副会長 林 祐作(旭川市議会議員)
副会長 小滝 達也(株式会社小滝畜産 代表取締役)
専務理事 桜井 恵(クッタ合同会社 執行役員)
理事 池田 憲士郎(株式会社VOREAS 代表取締役)
理事 岸谷 義人(旭川理容美容専門学校 理事長)
理事 前田 良子(株式会社蔵元 代表取締役)
監事 藤原 立人(クッタ合同会社 執行役員)
顧問 守護 彰浩(フードダイバーシティ株式会社 代表取締役)
北海道フードダイバーシティ協議会連絡先
📞050-5438-5055(広報 桜井)
✉️ info@hkd-food-diversity.com