金沢市の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2025年10月9日(木)、金沢市が主催で「今日からできる!ヴィーガン・ハラール・アレルギーなどの多様な食習慣への対応セミナー」が金沢市役所にて開催され、金沢市内の飲食店、宿泊施設、観光事業関係者が40名参加しました。
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プログラム

今日からできる!ヴィーガン・ハラール・アレルギーなどの多様な食習慣への対応セミナー(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

金沢市で求められるフードダイバーシティ対応とは

弊社代表・守護からは、世界のフードダイバーシティ市場やルールの全体像、お客様のニーズ、使用できる食材・調味料の選び方について説明がありました。特に「違いに注目するのではなく、共通点を見出すことの重要性」が強調されました。

ヴィーガンやハラールなどは一見「難しそう」と思われがちな分野ですが、専用メニューを個別に作成するとオペレーションの負担が大きくなります。そこで、共通点を整理し「みんなが食べられるもの」を一般メニューとして標準化することで、調理現場のストレスを大幅に軽減できることが示されました。

また、金沢市では台湾からの旅行者が多いので、台湾の人口12.3%となる台湾素食対応が重要になる旨も補足されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する

参加者からは「食文化の違いを理解することが多様性を尊重する第一歩であると実感しました。具体的な事例が多く、現場での対応をイメージしやすかったです。」「宗教や健康、ライフスタイルなど多角的な視点から学ぶことができました。」「自分自身の食に対する考え方が変わりました。多様な背景を持つ人々への理解を深め、食を通じてよりよいコミュニケーションを築いていきたいと感じました。」などの声が上がりました。

金沢市は今後も食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。