多様化する社会に出る学生たちへ

2024年1月22日(月)に「ヴィーガン、ハラール、アレルギー等を体系的に学ぶ、フードダイバーシティセミナー」と題したセミナーが、広島県は福山市の穴吹調理製菓専門学校(穴吹カレッジ福山校)で開催され、調理師を目指す生徒が30名参加しました。
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プログラム

「ヴィーガン、ハラール、アレルギー等を体系的に学ぶ、フードダイバーシティセミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

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当日の様子

フードダイバーシティ対応の基礎情報

まず弊社代表守護から世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、お客様のニーズ、ハラールビーフやハラールチキンの調達方法、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

また、ヴィーガンメニューであったりハラールメニューなどの専用メニューを作る必要はなく、ペペロンチーノのベーコンをキノコに変更したりなど、難しく考えないことが重要だと説明されました。さらにはヴィーガン対応をしっかりと行うことで、約7割のアレルギー対策にもなることなども捕捉されました。

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

ヴィーガンとアレルギー対応の親和性

また本セミナーにはオタフクソース株式会社様より以下の商品の展示とサンプル提供をいただき、講師の守護からそれぞれの商品の仕様や、使用事例などについて解説が行われました。

有機お好みソース
やさしさいっぱいお好みソース
野菜ベースの旨味だしつゆ
野菜ベースの焼そばソース

参加者からは「社会に出る前に知ることができてとてもよかった。現場でもこの知識を活かしていきたい。」「身近な食材、調味料から常にアンテナをはっていきたいと思う。」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。尚、今後も穴吹調理製菓専門学校(穴吹カレッジ福山校)としては食の多様化を推進していくとのことです。