東京都の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年3月13日(水)、公益財団法人 東京観光財団(TCVB)が主催で「世界の食の潮流 フードダイバーシティ ~世界から選ばれ続けるTOKYOであるために」がオンラインにて開催され、東京都の飲食店、宿泊施設関係者が約70名参加しました。
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プログラム

「世界の食の潮流 フードダイバーシティ ~世界から選ばれ続けるTOKYOであるために」

講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、東京に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。

参加者からは「これなら楽にできるとシンプルに思える内容だった。」「食の多様化が年々進んでいるのを実感しているので、本腰を入れようと考えていましたが、とても学びの多いセミナーでした。」「一方的にこうしなければいけないといった内容ではなく、シェフの目線での話だったので、内容がしっかりと入ってきた。」などの声が上がりました。

今後も公益財団法人 東京観光財団(TCVB)としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。