ヴィーガンに対応した仙台グルメの試食付き

この度、仙台市は訪日旅行需要の高まりを受けて多様な食文化を持つインバウンド客の受け入れも増加していることから、市内事業者のインバウンド対応力向上及び本市の受入環境整備を目的に「多様な食文化対応セミナー&試食会」を開催する旨を発表いたしました。

本セミナーは、台湾素食・ヴィーガン・ハラールなどの基礎情報の理解から、世界の最前線で活躍するプロのシェフを招聘し、ヴィーガンに対応した仙台のご当地メニュー(麻婆焼きそば、冷やし中華等)の実食とともにメニュー開発のヒントを学ぶことができる内容となっています。

日時

令和7年9月29日(月曜日)14時~17時

場所

エル・パーク仙台「食のアトリエ」
仙台市青葉区一番町4丁目11-1 141ビル(仙台三越定禅寺通り館)5階

対象

仙台市内の飲食店や宿泊施設等のシェフ・経営者
食分野で外国人受け入れに関わる事業者

費用

無料

定員

20名程度 ※事前申し込み制、先着申し込み順

内容

【第一部】基礎編
・インバウンド対応における食の重要性と基礎知識
・台湾における素食について
・「これならできる!」共通点に着目した対応の進め方  ほか

【第二部】実践編
・仙台ならではのメニューが対応メニューに変身!試食・解説
・有名シェフによるメニュー開発の視点

※試食予定のメニュー
・麻婆焼きそば
・冷やし中華
・ずんだプリン
・仙台野菜の無水カレー
・ハラール牛雑炊

【個別相談会】※希望者のみ、定員あり(先着申し込み順)

・講師との個別面談

チラシ

多様な食文化対応セミナーのチラシ(PDF:6,577KB)

申し込み

セミナーお申込みフォームよりお申込みください。

登壇者

守護 彰浩(しゅご あきひろ)
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役
流通経済大学非常勤講師

<講師プロフィール>
1983年石川県生まれ。千葉大学卒。2006年に世界一周を経験後、2007年楽天株式会社に入社し、食品分野を中心に様々な新規事業の立ち上げに関わる。2014年、多様な食文化に対応するレストラン情報を発信する「HALAL MEDIA JAPAN」を立ち上げ、フードダイバーシティ株式会社を創業。ハラールにおける国内最大級のトレードショー「HALAL EXPO JAPAN」を4年連続で開催し、国内外の事業者、及びムスリムを2万人以上動員。さらに2017年からはハラールだけでなく、ベジタリアン、ヴィーガン、コーシャ、グルテンフリー、アレルギーなどに事業領域を広げ、全国自治体・行政と連携しながら普及のための講演活動、及び集客のための情報発信を行う。2020年には総理大臣官邸で開催された観光戦略実行推進会議にて、菅総理大臣に食分野における政策を直接提言した。2023年には観光庁「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム 旅行者おもてなしガイド」を総監修した。著書に「開国のイノベーション」(株式会社スリースパイス)。

楠本 勝三(くすもと かつみ)
株式会社Funfair 自由が丘菜道・シェフ

<講師プロフィール>
1975年生まれ、岡山県出身。調理師専門学校卒業後、都内ホテル、レストランでフランス料理修行経験を積むが、繊細な味わいに魅かれ和食に転向。いくつかの和食の店でさらに研磨を積み、フレンチの要素を取り入れた独自のスタイルを確立、2010年から都内の会員制和食店に料理長として迎えられ9年間都内会員制レストラン店主歴任。2019年2月に株式会社Funfair入社、ヴィーガンレストラン「菜道」の調理及びメニュー監修を担当。開店してからは、世界中から訪れるインバウンド客が途絶えず、世界中のヴィーガン、ベジタリアンに最も利用されているレストラン情報サイト「HappyCow(ハッピーカウ)」で世界1位を獲得した。2022年5月開催のグルメフェス「Tokyo Tokyo Delicious Museum」では、出店シェフを代表して小池百合子東京都知事とともにオープニングセレモニーに出席。2023年1月には、外務省が設置した対外発信拠点「ジャパン・ハウス ロサンゼルス」にてポップアップレストランを展開。ヴィーガンをはじめ、宗教、食物アレルギーなど、フードダイバーシティ対応の実現に向けて国内外で活動を行っている。2023年2月より「東京観光大使」を拝命。