高知県室戸市の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年3月4日(月)、室戸市観光ジオパーク推進課が主催で「室戸の地域食材で作れる!明日からできる! ヴィーガン・ハラールなどのフードダイバーシティ対応」が室戸世界ジオパークセンターにて開催され、室戸市の飲食店、宿泊施設関係者が約10名参加しました。
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プログラム

「室戸の地域食材で作れる!明日からできる! ヴィーガン・ハラールなどのフードダイバーシティ対応」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

室戸に求められるフードダイバーシティ対応

まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、室戸市に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。

特に室戸が誇る海産物については、アルコールが入っていない醤油を使うだけですぐにハラール対応が簡単である旨も補足されました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

参加者からは「正直難しく考えすぎていたが、新しい仕入れなどしなくてもすぐにできることであることが分かった。」「年々ハラールだヴィーガンだと言われる機会が増えていたので、しっかりと学ぶことができた。」「醤油一本で対応できる旨などは、目から鱗だった。」などの声が上がりました。

今後も室戸世界ジオパークセンターとしては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。