未来を担う学生たちと、徳島県ないの事業者へ特別授業

2023年11月20日(月)に徳島県徳島大学一般社団法人イーストとくしま観光推進機構が共催で「ベジタリアン?ヴィーガン?ハラール? 観光業のフードダイバーシティ」と題した講座を開催し、同校に通う学生と徳島県内の事業者が100名ほど参加いたしました。
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プログラム

「ベジタリアン?ヴィーガン?ハラール? 観光業のフードダイバーシティ」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏

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なぜ、一つのテーブルを囲むことが重要なのか

弊社代表守護からは、世界一周の実体験、そこで学んだ食のルール、それぞれの言葉の定義、多様な宗教、文化、信条を持っていてもみんなで一つのテーブルを囲む重要性、そしてそのためには違いよりも共通点を見て考えることについて語られました。

さらに世界のトレンドとして、近年環境配慮への意識が大きく変わったことなどにも触れ、最新の動向としても欧州での国際会議などでは食肉などが提供されなくなっている事例や、今後環境問題や気候変動などを議論する場で配慮すべきマナーなどについても説明がされました。

目次

ビジネスシーンで存在感を増すインド

全体感

共通点を見る考え方

また、今後世界の方々と触れる機会が増える若い世代にとって、日本で友人をもてなす機会は確実に増えていきます。そのときに世界の友人からの多様なリクエストに対してどのように応えていくべきか、さまざまな方法と具体的な事例について説明されました。その際に「同じテーブルを囲んで、同じものを食べて、同じ感動を共有する」ことは、宗教・文化・価値観・言語が異なる状況での相互理解においてとても重要な要素になる旨も捕捉されました。

どうやって対応すべき?

参加者からは「消費額が目標となった日本の観光業において、食が如何に重要なのかを再認識できました」「バイト先の飲食店でもベジタリアンの方が増えてきたので、今回は現場感を持って学ぶことができた」「社会がグローバル化していくことは止められないと思うので、恥ずかしくないレベルで食の知識をしっかりと学びたい」「スペックとしてのヴィーガンと、ヴィーガニズムは分けて考えていきたい」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたまま特別講義は終了しました。

講義の様子

講義の様子