「保育園の代表の想い×プロのシェフスキル」で実現

2022年10月6日(木)、姫路市のもく保育園にて、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフが、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはもく保育園の「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。本取組は今回で10回目となりますが、今回は新しい取り組みとして「ヴィーガン&グルテンフリー」で実施致しました。

開催の背景や、代表の想いはこちら

One Table Dayで食事をする園児

提供されたメニューは?

もく保育園のOne Table Dayとして提供されたメニュー(グルテンフリー)

・かつめし(※加古川の当地料理)
・コールスローサラダ
・えのきのスープ
・パウンドケーキ
・ブルーベリー甘酒

一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは2点

1点目:全員に「かつめし」が提供されたこと(ヴィーガン&グルテンフリー)
加古川のご当地料理「かつめし」ですが、通常カツには卵、そしてカツの衣には小麦が使用されます。今回小麦の代わりには米粉を使用し、さらに食感を高めるためにコーンフレークが使用され、味も見た目も変わらないかつめしを表現致しました。お代わりする園児が続出し、大変好評なメニューとなりました。

尚、今回かつめしのソースに使ったハヤシフレークはエスビー食品株式会社様から、旨味と食感を出すためのえのきは株式会社丸金様から、米粉はグリコ栄養食品株式会社様から、コクを深めるための甘酒は壷坂酒造株式会社様からのご協賛となりました。

かつめしのソースを作る楠本シェフ

パン粉の代わりに使用されたコーンフレーク

加古川名物かつめしを食べる園児

かつめしをお代わりする園児

2点目:全員に「パウンドケーキ」が提供されたこと(ヴィーガン&グルテンフリー)
子供がみんな大好きなパウンドケーキですが、通常はもちろん乳と卵と小麦を使用します。今回はそれらを使わずに米粉、かぼちゃパウダーを使用し、味とふわふわした食感を完全再現した作品となりました。β-カロテン、ビタミンB、C、Eなどのビタミン類を含んだ緑黄色野菜の代表格となるかぼちゃを苦手とする子供は多いですが、美味しいパウンドケーキにすることでそれらをしっかりと摂取することにも成功しました。

ヴィーガンパウンドケーキを食べる園児

色味付けに使用されたかぼちゃパウダー(無添加)

地場企業である壷坂酒造の甘酒(ブルーベリーミックス)を飲む園児

左:壷坂酒造様の甘酒 真ん中上:丸金様のえのき 右上:グリコ栄養食品様の米粉、真ん中下:エスビー食品様のハヤシフレーク、右下:村上農園様の豆苗

特別協力(敬称略)

調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材仕入れ:株式会社グローバル
食材協賛①:株式会社丸金
食材協賛②:エスビー食品株式会社
食材協賛③:株式会社村上農園
食材協賛④:グリコ栄養食品株式会社
食材協賛⑤:壺坂酒造株式会社

報道:フードダイバーシティ株式会社
※ご協賛いただける企業様募集中(お問い合わせ:info@food-diversity.co.jp

過去協賛企業様:株式会社丸金エスビー食品株式会社雪和食品株式会社オタフクソース株式会社株式会社J-オイルミルズ

もく保育園の給食スタッフと楠本シェフ

ご協賛について