刀剣と歴史の知識を興味深く堪能する
岡山の瀬戸内市に、長船という町があります。この町が日本刀の生産で名を馳せ、今も刀剣を生産し続けている高名な町であるということを御存知でしょうか。今回御紹介致します「備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館」は長船と刀剣の歴史を詳細に現在へ伝えることに成功している名スポットです。普段日本史に馴染みのない方、街の歴史を調べたことがない方でも確実に興味深く時を過ごせるであろうこの場所で、刀剣と歴史にまつわる面白い知識を学んでみましょう。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
刀剣にまつわる根幹の部分を学んでいく
内容としては「備前おさふね刀剣の里」というエリアの中に「備前長船刀剣博物館」が常設されている形で、まず注目すべきは博物館での展示内容となります。
博物館には刀剣に関する展示が勢揃い。主にパネルによる文章・写真・映像での展示が多く、どのようにして長船が刀剣の街として成長したのか、どのようにして刀剣が作られていくのかという根幹的な部分がよく分かります。実際の日本刀を持ってみることも可能です。
備前長船刀剣博物館にて、ついに山鳥毛一文字の撮影に成功!今回撮影可にしていただいて本当にありがとうございました。この燃えるような刃文、たまらん!!
3日間のうちに何が何でも長船へ向かうのです!山鳥毛に会うのです!並んででも見る価値有り💪#備前長船刀剣博物館#山鳥毛一時里帰り pic.twitter.com/e3ry2PpNcq— ポイ活タイガー (@ayumilovesrock) October 12, 2019
人の手と身体の力。ものづくりの醍醐味を知る
展示を詳しく見ていきましょう。ここでは砥石(といし)の展示も興味深いです。多くの種類の石が貯蔵されており、現代でよくある機械的に仕上げられたものではなく、当然手作業が主となったこだわりの砥石。職人の方々のこだわりの深さは見るだけで伝わってきます。それは刀の展示を見ても、その他の展示を見ても実感できます。とにかく全てに気風が漂っていて、時代の中でどうにも忘れられていく、人の手と身体の力で何かを作ることの大切さを思い起こさせてくれます。
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特別展や体験講座もあり!
博物館では時期によって特別展が行われている場合もあります。日毎に様々なテーマで開催されるスペシャルな展示はより刀剣の世界への興味を広げ、深めてくれることでしょう。さらに体験型のレクリエーションも行われており、小刀製作講座、日本刀手入れ講習会、ペーパーナイフ製作講座といった講座があります。これらも含めて日本刀の歴史、重ねられてきた伝統の様子を知ることができる素晴らしいスポットとなっています。来館前には事前予約が必要となりますので御注意下さい。
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「備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館」基本情報
住所 | 瀬戸内市長船町長船966番地 |
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電話番号 | 0869-66-7767 |
入場料 | 500円(大人)、300円(高校生・大学生)、無料(中学生以下) ※来館前には事前予約が必要 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 月曜日、12月28日~1月4日、祝日の翌日 |
ホームページ | https://www.city.setouchi.lg.jp/site/token/ |
交通アクセス
交通アクセス|備前おさふね刀剣の里 備前長船刀剣博物館