「保育園の代表の想い×プロのシェフスキル」で実現
2022年5月19日(木)、姫路市のもく保育園にて、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフが、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはもく保育園の「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。
開催の背景や、代表の想いはこちら
提供されたメニューは?
・野菜カツ
・コールスローサラダ
・じゃがいもの味噌汁
・ご飯
・ヴィーガンジェラート
一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは2点
1点目:卵アレルギー、乳アレルギーの園児も含め、全員に「カツ」が提供されたこと
子供が好きなメニューの代表格「カツ」は通常卵を使用しますが、今回は見た目だけでなく、食感、味も変わらないカツをプロのスキルで再現致しました。おかわりする園児も多く、一番多く食べた園児は9切れ食べました。
2点目:乳アレルギー、卵アレルギーの園児も含め、全員に「ジェラート」が提供されたこと
子供がみんな大好きなジェラートですが、通常はもちろん乳と卵を使用します。今回こちらのジェラートは世界一のジェラート職人である柴野大造氏が乳や卵を使わずに製造し、味やコクだけでなく、滑らかさも完全再現したプロの作品です。おかわりする園児も多く、みんな笑顔で食しました。
注目ポイント
通常、トンカツなどを多く揚げると油は黒ずんできますが、今回の野菜でできたカツを240枚揚げても油は全く黒ずんでいません。昨今、油の価格も上がっている中、油の使用量も減らすことができ、経済的な観点や、環境の観点でも学びのある取り組みとなりました。
特別協力
調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材提供:株式会社グローバル
報道:フードダイバーシティ株式会社