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世界で最も検索された注目のプラントベース食品ブランド【トップ5】
欧米地域を中心に広がりを見せ、日本にもその波が押し寄せているプラントべース食品。各業界にリーディングカンパニーと呼ばれる会社があるように、プラントべース食品業界にも業界を牽引する企業が多く存在します。
今回はその中から、もっともGoogleで検索されたヴィーガン食品ブランド5企業をご紹介します。この5社はMaxima Kitchen Equipmentが分析、発表したランキングになります。
５位 Follow Your Heart (フォローユアハート)
Follow Your Heart HP から引用
1970年創業、50年以上プラントベースブランドとして業界の先頭を走ってきた Follow Your Heart。ヴィーガンチーズやヴィーガンマヨネーズなどをはじめとした製品ラインナップに加え、ヴィーガン卵が作れる粉状の製品の取り扱いも行っています。月間検索数は32,000前後で、今年2021年に日本人もヨーグルトでお馴染みのDanone (ダノン) に買収されています。
設立年：1970年
所在地：アメリカ
取扱カテゴリー：チーズ、マヨネーズ、卵製品
代表導入飲食店 (アメリカ国内)：データなし
代表導入小売店 (アメリカ国内)：Walmart (ウォールマート)、Whole Foods Market (ホールフーズマーケット)、Target (ターゲット)、Sprouts Farmers Market (スプラウツファーマーズマーケット)
上場ステータス：非上場
日本市場：未上陸
HP：https://followyourheart.com
４位 Eat Just (イートジャスト)
Eat Just HP から引用
卵の代替品であるJUST Eggを世界で展開するフードテックブランド Eat Just。毎月の検索数は94,000ほどで、リョクトウ (緑豆/mung bean) をキーとなる主原料としてヴィーガン卵製品に使用しています。親会社は現在300億円のIPOに向けて準備を進めるほか、国際的にも韓国や南アフリカに工場を建設するなど躍進を続けるプラントべース食品会社です。
設立年：2011年
所在地：アメリカ
取扱カテゴリー：卵
代表導入飲食店 (アメリカ国内)：鼎泰豊 (ディンタイフォン)、他 (https://www.ju.st/restaurants)
代表導入小売店 (アメリカ国内)：Walmart (ウォールマート)、Food Lion (フードライオン)、Whole Foods Market (ホールフーズマーケット)、 Sprouts Farmers Market (スプラウツファーマーズマーケット)、Kroger (クローガー)
上場ステータス：非上場
日本市場：未上陸
HP：https://www.ju.st/
３位 Quorn (クォーン)
Quorn HP から引用
イギリスを拠点とする世界で最も早くマイコプロテイン*を使用した製品を発売したプラントベース食品ブランドのクォーンが3位に位置。市場には1985年に参入し、そのプレゼンスは現在でも月間95,000近くの検索からも見て取れます。アメリカでの展開も強めることを発表し、飲食セクターへの参入並びにテキサス州のダラスに研究センターを設立。チキン製品の発表も控えているようです。
設立年：1985年
所在地：イギリス
取扱カテゴリー：冷凍食品全般
代表導入飲食店 (イギリス国内)：KFC (ケンタッキーフライドチキン)
代表導入小売店 (イギリス国内)：TESCO (テスコ)、Sainsbury’s (セインズベリーズ)、ALDI (アルディ)、Morrisons (モリソンズ)、ASDA (アズダ)
上場ステータス：Monde Nissin (モンデ・ニッシン) により買収
日本市場：未上陸
HP：https://www.quorn.co.uk/
*マイコプロテインとは：マイコプロテインは1980年代にイギリスで食糧危機の懸念により開発された、ブドウ糖やその他の栄養素を養分を原料として作られる糸状菌。
２位 Oatly（オートリー）
2位は植物性ミルク業界のトップランナーがランクイン。毎月200,000の検索数、年間で200万の検索ヒットの人気を誇るOatlyはビジネス面でも成功を収めており、第二期決算では1.46億米ドルの売り上げを記録し、前年比53.3%の増加となっています。IPOでも目標の16.5億米ドルを超え、21.2億米ドルを確保し、イギリスに世界で最も大きいオーツミルク工場を建設予定と、波に乗ったプラントべースデイリーブランドです。
設立年：1993年
所在地：スウェーデン
取扱カテゴリー：ミルク、ヨーグルト、アイスクリーム
代表導入飲食店 (アメリカ国内)：Starbucks (スターバックス)、Dunkin’ (ダンキン)、Peet’s Coffee (ピーツコーヒー)
代表導入小売店 (アメリカ国内)：Costco (コストコ)、Sprouts Farmers Market (スプラウツファーマーズマーケット)、Target (ターゲット)、Walmart (ウォールマート)、Whole Foods Market (ホールフーズマーケット)
上場ステータス：ナスダック上場
日本市場：展開中 – 楽天、Amazon、一部小売店
HP：https://www.oatly.com/
１位 Beyond Meat（ビヨンドミート）
Beyond Meat HP から引用
世界で最も有名なプラントベースブランドと言っても間違いはないでしょう。その注目の高さは7つのブランドの平均値の3倍の検索数があることからも伺えます。月間で422,000以上の検索を誇り、今年ローンチしたBeyond Chicken（ビヨンドチキン）はすでに400以上の飲食店で導入されています。また、最近の動向として109の商標を取得したことがニュースとなり、魚介類や乳製品、卵なども商品ラインナップに追加されることが予想されます。
設立年：2012年
所在地：アメリカ
取扱カテゴリー：ミート (牛肉系、鶏肉系)、加工肉 (パティ、ソーセージ等)
代表導入飲食店 (アメリカ国内)：Del Taco (デルタコ)、Denny’s (デニーズ)、Dunkin’(ダンキン)、KFC (ケンタッキーフライドチキン)、Subway (サブウェイ)
代表導入小売店 (アメリカ国内)：Costco (コストコ)、Sprouts Farmers Market (スプラウツファーマーズマーケット)、Target (ターゲット)、Walmart (ウォールマート)、Whole Foods (ホールフーズ)
上場ステータス：ナスダック上場
日本市場：未上陸
HP：https://www.beyondmeat.com/
いかがだったでしょうか？みなさんが知っているブランドはありましたか？ランキングには入らなかったものの、他にも世界から注目を集めるプラントベース食品を展開するブランドとしてImpossible Foods (インポッシブルフーズ) や OmniFoods (オムニフーズ) などがあります。
まだ日本に上陸しているブランドは多くないので、是非海外に行った時は試してみてください。国内でも展開される日が待ち遠しいですね。
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