梨を深く学べる場所。「なしっこ館」に行ってみよう

鳥取を代表する名産品として「二十世紀梨」という果物があります。そして「二十世紀梨」、ひいては「梨」という果物の文化について深く掘り下げて学べる場所が同じく鳥取の「鳥取県立鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館」です。
りんごや桃などと並んで梨はその豊かな風味ゆえに多くの人々に愛される果物ですが、その「梨」に特化した博物館ということが「なしっこ館」の特別さでしょう。梨を愛する方、鳥取の梨に惹かれている方、梨の文化をまだ存じ上げていないという方、様々な立場の方が楽しめるのがこの「なしっこ館」なのです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

梨にまつわるあれこれをたっぷり堪能できる世界

まず館内の中央には、二十世紀梨が育っていた直径20mの巨木が存在します。1年間に4000個も収穫可能であったという木の大きさ、そこから感じられる雄大さに圧倒されてしまいます。
大きな目玉となる「学習展示室」では、様々な梨の試食コーナーが展開されています。実際に梨を食べながら梨について学べる環境はなかなか無いものでしょう。
また「二十世紀梨 ものがたり劇場」というコーナーでは、昭和初期の梨農家をイメージして作られたという劇場で梨に関する解説を聞くことができます。これもまた珍しい体験です。

御家族で梨を知り尽くそう!

他にも目玉となるスポットがあります。「梨ガーデン」と呼ばれる場所では実際に植えられている梨の木を観察することができます。様々な品種があるので、見比べてみるのが非常に面白いでしょう。
お子さんにも優しくキッズコーナー、絵本コーナー、遊具施設も常設されています。なしっこ館を出ると大きな公園もあるので、御家族でゆったりと一つ一つのコーナーを楽しむことが可能です。

実際に食べて理解する。キッチンギャラリーで梨をさらに楽しむ

そして最も人気を博すのが「梨のキッチンギャラリー」。鳥取県産の梨3品種を食べ比べたり、梨を使った紅茶の試飲が出来たり、さらに梨のスイーツ類も存在し、全てが梨の風味を豊かに引き立てた美味しい食べ物になっています。食物の魅力は実際に食べてみて理解できるというものです。ここは要チェックです。
お帰りの際には実物の梨も売っています。御土産品、記念の品として鳥取県産の梨を持って帰れば、大変に素敵な経験となるでしょう。

「なしっこ館」基本情報

住所 鳥取県倉吉市駄経寺町198番地4 倉吉パークスクエア内
電話番号 0858-23-1174
入場料 大人 一般300円
10〜19名 270円
20名以上 240円
中・小学生 一般150円
10〜19名 130円
20名以上 100円
営業時間 9:00〜17:00(入館は16:40まで)
休館日 毎月第1・3・5月曜日(祝日・振替休日の場合は休日でない翌日)
12月29日〜1月3日
ホームページ http://1174.sanin.jp

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

現在の「所在地・アクセス」 | 鳥取二十世紀梨記念館 なしっこ館
http://1174.sanin.jp/parkguide/accessmap/