©AB InBev

世界最大のビールメーカーであり、バドワイザーの親会社であるAnheuser-Busch InBevは、醸造過程から発生する大麦タンパク質をアップサイクルし、プラントベース食品に活用する取り組みを発表しました。

「We are the largest buyer and fermenter of malt globally(我々は世界最大の麦芽の購入者であり発酵業者です)」

Yahoo!ファイナンスのAnheuser-BuschInBev CEO Michel氏への取材にて、同分野に数百万ドルの新規投資を行うことが明らかになりました。

Michel氏は「バイオテクノロジー技術を通じて、繊維とタンパク質を分離し、二酸化炭素排出量の少ない高品質の商品を実現する」と説明し、 Anheuser-Busch InBev関連会社のEverGrainは、既にミズーリ州で代替タンパク質の研究を開始しており、近々ベルギーでも2拠点目を開設することが分かりました。

©Take Two

アップサイクルされた大麦穀物の用途の1つは、近年急速に成長しているプラントベースミルク(代替乳製品)の分野にあり、Ever Grainの完全子会社のTake Twoは、50万ポンドの使用済み穀物をアップサイクリングし、プラントベースミルクの製造を開始しました。

今後、プラントベースや代替食品分野において、こうしたアップサイクルの動きが加速していくでしょう。

【参考記事】
World’s Largest Beer Company Anheuser-Busch InBev to Upcycle Spent Grains for Alt Protein

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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