東京都豊島区の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2025年11月26日(水)、一般社団法人 豊島区観光協会が主催で今日からできる!基礎から学ぶ!「ベジタリアン・ヴィーガン等食の多様性対応セミナー」が開催され、豊島区内の飲食店、宿泊施設関係者が20名参加しました。
=====================
プログラム
今日からできる!基礎から学ぶ!「ベジタリアン・ヴィーガン等食の多様性対応セミナー」(60分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
=====================

当日の様子
豊島区で求められるフードダイバーシティ対応とは
弊社代表・守護からは、基本的な言葉の意味、世界のフードダイバーシティ市場、それぞれのルールの全体像、お客様のニーズ、使用できる食材・調味料の選び方について説明がありました。特に「違いに注目するのではなく、共通点を見出すことの重要性」が強調されました。
ヴィーガン対応は一見「難しそう」と思われがちな分野ですが、専用メニューを個別に作成するとオペレーションの負担が大きくなります。そこで、共通点を整理し「みんなが食べられるもの」を一般メニューとして標準化することで、調理現場のストレスを大幅に軽減できることが示されました。
さらに、豊島区はすでにベジタリアン・ヴィーガン対応レストランが Happy Cow に多く登録されており、激戦区となっているため、ただ対応するだけでは成果を上げるのは難しく、メニューやプレゼンテーションなどを工夫して差別化戦略を取る必要があると語りました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する
参加者からは、
「これまで参加したヴィーガンやハラールのセミナーは一方的に押し付けられる内容ばかりでしたが、講師が厨房や調理のオペレーションを熟知しているため、地に足がついた実践的な内容だった。」
「“難しい”と思っていたヴィーガン対応が、“今日から始められる”というまさに文字通りの内容だった 。」
「実践中の店舗のメニューを試食でき、具体的な料理例を見ることで、自分の店で導入するイメージが湧いた。」
「外国人旅行者の最新の食トレンドやニーズについて学べたので、来店客の幅を広げられる可能性を感じた。」
などの声が上がりました。
一般社団法人 豊島区観光協会は今後も食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。