滋賀県の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2023年7月6日(木)、公益社団法人びわこビジターズビューロー主催で「ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等のフードダイバーシティセミナー」と題したセミナーがホテルピアザびわ湖にて開催され、滋賀県の飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム

「ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等の フードダイバーシティセミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

少しの工夫でできるフードダイバーシティ対応とは

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えること、旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

またヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、それぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を理解して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスが大幅に削減されることが説明されました。

さらにアフターコロナの新トレンドとして、近年で環境への意識が大きく変わったことなどにも触れ、京都や滋賀でも増えているMICEなどにおいても、肉や魚を使用しないメニュー開発をしっかりと準備する必要性なども説明されました。

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

ヴィーガンは多くの方に提供できるメニュー

修学旅行現場では

また滋賀県の郷土料理について、フードダイバーシティ対応していくための具体的なノウハウが説明され、無理に大豆ミートなどの使い慣れていないものや、新しく仕入れをしないといけないものを使う必要がない旨も補足されました。 

参加者からは「コロナが明けてからベジタリアンオファーが増えたと思っていたら、理由がわかった」「普段の仕込みから意識しておくことで楽に対応ができそう」「これまで料理長が嫌がっている理由がわかったので、今日の内容をしっかりと話し合いたい」などの声が上がり、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。

今後も公益社団法人びわこビジターズビューローとしては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。