ビジネス・ブレークスルー大学長の大前研一氏推薦図書
2018年5月にフードダイバーシティ株式会社の守護 彰浩が執筆した「開国のイノベーション」から2年半。この度、フードダイバーシティ株式会社の横山 真也が「おいしいダイバーシティ~美食ニッポンを開国せよ~」を執筆し、2021年1月22日(金)より全国の書店とインターネットにて発売開始となりました。日本にとってなぜフードダイバーシティが必要なのか、なぜ1つのテーブルを一緒に囲むことが重要なのか、海外に住み、海外で起業し、約20年に渡って海外(特に激動のアジア)から日本を見てきた横山がその核心に迫ります。
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さあ、おいしいダイバーシティをはじめよう
第1章 日本食の現在地
・日本観光を楽しめないムスリムたち
・ネギを取り分ける台湾人
・買い物に2時間かかるムスリマ
・引きこもる在住ムスリムたち
・1人だけ弁当持参
・飲み会に恐怖するムスリム
・スキー旅行でインスタント食品
・「キットカットはハラールですか?」
第2章 美食の国の不都合な真実
・「ジャパン・アズ・ナンバー1」と機会の窓
・「選ぶ側」ではないという認識はあるか?
・ムスリムの市場規模は世界最大に
・「勤勉さ」では計れない生産性
・産業構造の変化に乗り遅れた日本
・日本が小国から学ぶ点
・多様性が生む競争力
・各種調査から見える若者の姿
・驚きの「留学したくない理由」
・低下しつづける東大の世界ランキング
・留学フェアのお粗末な実態
・データから見える日本の閉鎖性
・人生100年時代に学びは必須
・難民認定に見る日本の非寛容さ
・ムスリム社員の「生の声」
・祈りのための”努力”
・行政による排他性も
・知られざるムスリム墓地問題
・教育の問題ではないか
第3章 「食」からなら開国できる
・日本食への意外な低評価
・求められる「彼らもまた正しい」の姿勢
・なぜ、日本のフードダイバーシティは遅れたのか
・「食べられない」という多様性
・文化・嗜好による「食べられない」
・宗教上の理由での「食べられない」
・ポリシー、思想に基づくもの
・体質・体調による制限
・「食べられない」にどう対応するか
・おいしい対応法(個人編)
・おいしい対応法(事業者編)
・「正解はない」という基本
・「ぶっちゃける」ことがおいしい
・便利なビュッフェ
第4章 未来予想図
・ポジティブシナリオ
・ネガティブシナリオ
・現在地はどこか
・ハラール対応したラーメン店
・クリケットタウンを目指す佐野市
・ムスリムに大人気の大阪のソウルフード
・東北の町がリードするSDGs
・ハラールメニューを揃える学食
・伝統を進化させた味噌煮込みうどん店
・「いつまで拒むのですか?」
あとがき 食は世界の共通語
もっと知るためのコラム
1 ヒジャブは典型的?
2 進化するコンビニ、スーパー
3 もしイスラム教徒がハラームを食べたなら?
4 イメージの中のテロリスト
5 お祈りは歯磨きみたいなもの?
6 お清めの水とシャワートイレ
7 断食はつらいよ?
8 知っていると便利 ハラール認証
9 保育園を探して
横山 真也プロフィール
フードダイバーシティ株式会社 共同創業者
ヨコヤマ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
1968年生まれ。2010年に企業コンサルタントして独立開業、12年にシンガポール法人設立。
国内外の企業買収やプロジェクトを運営管理するかたわら、14年にハラールメディアジャパン株式会社(現フードダイバーシティ株式会社)を共同創業。
16年シンガポールマレー商工会議所から起業家賞を受賞(日本人初)。
ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科修了(MBA)、同大学非常勤講師。