香川県の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2025年10月14日(火)、香川県MICE誘致推進協議会が主催で「今日からできる!フードダイバーシティ対応セミナー ~ヴィーガン・ハラール対応、『大変なんでしょ?』から『こんな方法があったのか』へ~」が、あなぶきアリーナ香川にて開催され、香川県内の飲食店、宿泊施設、観光事業関係者が40名参加しました。
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プログラム
「今日からできる!フードダイバーシティ対応セミナー ~ヴィーガン・ハラール対応、『大変なんでしょ?』から『こんな方法があったのか』へ~」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
MICEで求められるフードダイバーシティ対応とは
弊社代表・守護からは、MICEの基礎、世界のフードダイバーシティ市場やルールの全体像、お客様のニーズ、使用できる食材・調味料の選び方について説明がありました。特に「違いに注目するのではなく、共通点を見出すことの重要性」が強調されました。
ヴィーガンやハラールなどは一見「難しそう」と思われがちな分野ですが、専用メニューを個別に作成するとオペレーションの負担が大きくなります。そこで、共通点を整理し「みんなが食べられるもの」を一般メニューとして標準化することで、調理現場のストレスを大幅に軽減できることが示されました。
それに付随して、「さしすせその選び方」や「食で喜ばれる工夫」についても説明があり、多様な国や文化の人が集まるMICEでは、オペレーションの簡素化だけでなく、食べていただくための工夫が大切であると紹介されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する

さしすせそを最初から対応しておくと負荷は軽減される

MICEでやっておくべき工夫
参加者からは「MICEの定義や最新トレンドを、実例を交えながらわかりやすく説明していただき、理解が深まりました。」「難しいテーマを理論と実践のバランスで説明されていて、初めてでも理解しやすかったです。」「インバウンド需要やサステナビリティなど、これからのMICEが向かう方向性を具体的に示していただき、今後の戦略に活かせそうです。」などの声が上がりました。
香川県MICE誘致推進協議会は今後も食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。