豊岡市の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年6月26日(水)、一般社団法人豊岡観光イノベーションが主催で「今日からできる!ヴィーガン・ムスリム食対応セミナー」がFLAP TOYOOKAにて開催され、豊岡市の飲食店、宿泊施設関係者が約30名参加しました。
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プログラム

「今日からできる!ヴィーガン・ムスリム食対応セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

豊岡市に求められるフードダイバーシティ対応

まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、豊岡市に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。

また具体的な事例として、豊岡市の名物料理である出石そばを、ハラールやヴィーガンに対応するにはどのようにすればいいのか解説が行われました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

名物料理「出石そば」をフードダイバーシティに対応すると

参加者からは「これまで正直積極的には取り組んでいなかったが、すぐにできそうなことも多かったので早速取り組んでみようと思います。」「料理人目線に立った内容で、これならやってみようと思える内容だった。」「料理現場が楽できるように、そして業務改善として取り組むというのは全くなかった発想だった。」などの声が上がりました。

今後も一般社団法人豊岡観光イノベーションとしては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。