「日本の滝百選」にも選出。間違いなしの見応えに唸る

今回は佐賀の「観音の滝」をご紹介します。ここは「日本の滝百選」にも選ばれた、八つの滝と淵が清流で結ばれているというとても壮大な滝。遊歩道脇から川を覆うように木が伸びる「木がくれの淵」、青く深い淵が広がる静かな流れの「静寂の淵」といった風に、一つ一つのエリアにも大いに個性があって、見応えは間違いなく九州随一。観光の旅を大いに充実させてくれる名所の一つです。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

高さ30メートル、幅10メートル。激しい水流も印象的

標高500メートルを超える七つの山に周囲を囲まれた「唐津市七山」。その中心地から玉島川の支流である滝川に沿い、坂を登ったところにあるのが観音の滝になります。
高さは30メートル、幅も10メートルという強力なダイナミックさを有し、激しく落下する水流が実に印象深い場所です。

日常にはない神秘的な空気。眼病にご利益のある神様も

観音の滝へ通じる道は遊歩道が整備されており、渓谷の美しさが滝に辿り着く前から気分を整えさせてくれるかのよう。この約2キロメートルの渓谷は、ヤマメ等の回遊の場にもなっています。
実際の滝も本当に優美で、綺麗な水の魅力、日常ではまず味わえない神秘的な涼しさは「滝」という環境ならではのもの。間近で見事な滝の姿を見てのインパクトも忘れがたく、そこにいるだけで気力が満ちゆくほどの素敵な空気感です。
滝のそばには観音菩薩堂があり、こちらも眼病にご利益がある神様として長年支持されています。

野鳥の名所でイベントも毎年開催。様々な楽しみが溢れる!

さらなるトピックとしては野鳥の名所としても有名で、カワセミ、セキレイなどが長きに渡る住人として滝を彩っています。8月になると「国際渓流滝のぼりINななやま」が行われ、こちらも大きな賑わいを見せます。
間違いなく佐賀の名自然スポットである、この観音の滝。日常において味わえない特別な空気を味わいに、ぜひとも訪れてみてはいかがでしょうか。

「観音の滝」基本情報

住所
電話番号
入場料
営業時間
休館日
ホームページ https://www.pearlsea.jp/umikirara/

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|荒尾市
https://www.city.arao.lg.jp/q/list/392.html