スイス食品大手ネスレは2021年10月6日、卵とエビの代替食品(プラントベース)を発売すると発表しました。味、栄養価、見た目が本物そっくりだということで海外メディアで大きな話題を呼んでいます。同製品はスイスとドイツでテスト販売した上で本格展開を検討するとのことです。
卵の代替品は大豆を原料に開発し、スクランブルエッグや厚焼き卵、ケーキ、クッキーなどに使うことができ、またエビは海藻や豆類、コンニャクの根を中心とした原材料で構成され、サラダやパスタ、ピザなどで利用することが可能です。
CTOのパルツァ氏は、卵とエビの代替品を1年弱で開発したと説明し、「今後も手軽に手に取ってもらえるように本物の卵や海老に出来るだけ近づけたい」と語ります。
【参考記事】
Plant-based egg and shrimp on Nestle’s menu as it taps into vegan growth
著者
山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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