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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会にご回答頂きました

※2021年7月30日更新  「東京2020大会における飲食提供に係る基本戦略」ではどのように書かれているのか

2021年7月24日に共同通信社から『東京五輪を取材する国内外のメディアの拠点、メインプレスセンター(MPC)に、イスラム教の礼拝室や戒律に従った「ハラル」料理が準備されておらず、ムスリム(イスラム教徒)から不評を買っている。』というニュースが出ました(引用元:https://nordot.app/791573286711459840?c=39550187727945729)。

メインプレスセンター(MPC)のある東京ビッグサイトには2015年から礼拝室が作られていますが、なぜこのようなニュースが出たのか。当社フードダイバーシティ株式会社として、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会へ正式に状況確認を行いました。回答は以下の通りとなります。

礼拝室について

Q .プレス関係者は東京ビッグサイトに設置されている礼拝室を使用できるのでしょうか?

A.大会期間中、当該施設を他の用途で使用する計画となったことに伴い、既存の祈祷室については大会開催に伴い閉鎖しております。
メインプレスセンター(MPC)では特定の宗教にのみ対応する施設は設けておりませんが、要望に応じてご案内する多目的ルームを男女別に準備しています。

ハラールフードについて

Q .プレス関係者にハラールフードのご用意はあるのでしょうか。

A.ハラール食が必要な方についてはご自身で持ち込んで頂くことが可能となっております。

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