ビヨンド・ミートに続き、インポッシブル・フーズも

VegNewsから引用

7月8日に「ビヨンド・ミートがヴィーガンチキン市場に本格参入」という記事を公開しましたが、約1週間後の7月16日に、ビヨンド・ミートの競合にあたる「インポッシブル・フーズ」がヴィーガンチキン市場への参入を発表しました。声明によれば、2021年の秋口に、ヴィーガンチキンナゲットを発売予定とのことです。

発売当初はフードサービスへの展開を拡大し、段階的にリテールの販路拡大を目指す方向性です。当社は2021年5月に米国農務省(USDA)認定のChild Nutrition(CN)ラベルを取得しており、フードサービスの展開先として「学校給食」も視野に入れているようです。

なお、今回発売されるチキンナゲットはひまわり油や大豆を主原料とし、以前から物議を醸してきたGMO原材料は使用していない可能性が高いとのことです。

海外メディアでは、ビヨンド・ミートに続き、インポッシブル・フーズがヴィーガンチキン市場に参入したことで、今後はチキンの代替戦争が加速するとの見方が強く、その他競合他社による市場参入が予想されます。

なお、インポッシブル・フーズ社はビーフやチキン以外にもミルク等の代替食品の開発を進めており、今後14年以内に全ての動物性食品をプラントベースで製品化することを目指しているとのことです。

VegNewsより引用

【参考記事】
https://vegnews.com/2021/7/impossible-foods-vegan-chicken-nuggets

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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