米大手スーパーのヴィーガン食品から日本食をリサーチ
今回は世界最大級のベジタリアン・ヴィーガンメディアの「LiveKindly」が発表した「The Ultimate Guide to Vegan Food at Trader Joe’s」を参考に、トレーダー・ジョーズの人気ヴィーガン商品の中から日本食をリサーチしてみました。
トレーダー・ジョーズとは?
アメリカ・カリフォルニアに本社を構える大手スーパーチェーン。
10カテゴリー、100商品以上の中から日本食を抜粋しました
トレーダー・ジョーズが販売する日本食品の傾向として、「麺(ラーメン、うどん等)」や「餅」関連の商品が多く、フレーバーとしては「味噌」や「抹茶」を使った商品が人気なようです。また、以前公開した記事の中で世界最大級のヴィーガンレストラン検索サービス”HappyCow” CEOのエリック氏が「海苔巻きせんべい」や「抹茶のオートミルク」といった日本食に強い関心を寄せていましたが、トレーダー・ジョーズが販売する日本食品と照らし合わせてみると相関性が見えてきます。
「プラントベース市場=代替肉」というイメージが先行していますが、麺や餅、味噌に抹茶など、人々がプラントベース市場に求める食のニーズは多様化しており、日本の食品会社にとってもチャンスの多い市場と言えるでしょう。
著者
山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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