花の名所や様々なイベントなど、古墳群にとどまらない観光スポット

宮崎県西都原市には、九州最大の古墳群「西都原古墳群」があり、そしてその古墳から出土した品々の展示、解説を行っている「宮崎県立西都原考古博物館」が建てられています。ココでは古墳を実際に見て、より深く知ることができるほかに、花の名所としても地元ではお馴染みです。そして年間を通して、様々なイベントが開催されているなど、充実した当スポットを紹介していきます。

300以上の古墳からなる「西都原古墳群」

九州最大級の規模を誇る西都原古墳群。市街地の西側に東西2.6km、南北に4.2kmという広大な台地に大小300を越える古墳が点在している、国の特別史跡公園として一般公開されています。

内部が見学できる古墳もあります

西都市古墳群では、実際に内部見学できる古墳があります。6〜7世紀にかけて造られた石造りが特徴的な「鬼の窟古墳」と呼ばれる円墳と、4世紀後半頃に造られた前方後円墳の13号墳です。

 

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土地や自然を活かした様々なイベントも充実

現在、国の特別史跡公園として公開されている西都市古墳郡。古墳以外にも、春には桜、夏にはひまわり、秋にはコスモスと季節の花が植えられている花の名所としても観光客を集めています。また現地の自然を活かした天体観測や昆虫観察のイベントや春の山菜を食べるイベントなど、様々な催し物が行われています。中でも毎年11月に行われる「西都古墳まつり」では、1000人以上の参加者がたいまつを掲げながら約1kmを練り歩く壮観なお祭りです。また、祭りの中で披露される炎を囲んだ舞は圧巻です。

 

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無料とは思えない充実した内容の「宮崎県立西都原考古博物館」

古墳群の北側に位置する、地上3階、地下1階の建物「宮崎県立西都原考古博物館」。入場料が無料なのですが、それを感じさせない充実した内容の博物館です。

古墳から出土した土器や装飾品などの展示がされている地下1階展示室。まるで古墳の内部へと入っていくような緩やかなスロープを通り、中へ進んで行きます。中は古代の人々の生活が垣間見えてきそうな演出が施された出土品の展示とともに、ストーリーを追いるように謎を解いていく解説で、古墳についてや、その当時の人々の暮らしなどについて楽しく学ぶことができます。

3階テラスの展望デッキからは、古墳群と自然の風景を上から一望できるようになっています。またラウンジも設けており、お茶を飲みながら古墳を眺められるようにもなっています。

「古代生活体験館」で古代の人の生活を体験してみよう

西都原考古博物館では、屋外施設「古代生活体験館」というものがあります。ココでは勾玉作りや、埴輪作り、火起こし、土器づくりなどの体験をすることができます。当日予約も可能なモノもあるので、観光の危険に参加してみてはいかがでしょうか?

「宮崎県立西都原考古博物館」基本情報

住所 宮崎県西都市三宅5670
電話番号 (代表):0983-41-0041
(予約専用):0983-43-5116
(体験館個人予約):0983-43-5002
入場料 無料
営業時間 9:00〜17:30
休館日 月曜日(国民の祝日と重なる時は翌日)
祝日年末年始(12月28日から翌1月4日まで)
祝日の翌日(土曜日、日曜日又は休日に当たるときを除く)
ホームページ http://saito-muse.pref.miyazaki.jp/web/index.html

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください。

宮崎県立西都原考古博物館|利用案内
http://saito-muse.pref.miyazaki.jp/web/usage.html

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