2020年3月21日頃より上陸再開予定!
長崎市の長崎港から約18kmの海上に浮かぶ端島、通称軍艦島。かつてこの島は炭鉱採掘で非常に栄えました。1974年の閉山後、長い間無人島状態が続いていましたが、30年後の2009年、見学施設が整備され一般の上陸見学が可能となり、連日多くの観光客が訪れるようになりました。
2019年9月22日(日)に長崎県に接近した台風17号により見学施設の損壊が見つかり、安全に島への上陸が難しくなってしまったことから、同年の9月23日より上陸を停止していましたが、2020年3月21日に再開される予定とのことです。国内外からも注目が集まる不思議な魅力のこの島について紹介していきます。
軍艦島とは
軍艦島から石炭が発見されたのが1810年頃。最初は佐賀藩が1870年頃に小規模採掘を行っていましたが、1890年三菱社経営となってから本格的な採掘が始まりました。炭鉱採掘が盛んになるにつれ、元々大きな瀬にすぎなかった島は、周囲が埋め立てが始まり、計6回の埋め立て拡張がで現在のような島の大きさとなりました。
島では1890年から閉山した1974年までに約1570トンもの石炭を供給し、燃料や製鉄用原料炭として造船や製鉄・製鋼の分野の面で、日本の近代化に大きく貢献しました。
文化的生活に恵まれていた島の住人
炭鉱採掘が盛んだった軍艦島には、最盛期だった1960年台には約5000人以上の人が暮らしており、その生活は恵まれていました。当時の日本にはまだ少なかった鉄筋コンクリートのマンションに暮らし、島でのカラーテレビ普及率は100%だったそうです。また島には、病院や学校、商店が建てられ、パチンコや映画館などの娯楽施設も立ち並び、不自由のない生活をしていました。
軍艦島上陸ツアー
1974年の閉山以降、元島の住人ですらも上陸が不可能だった軍艦島は、2009年に見学施設を設け約30年振りに島の上陸が可能となりました。この年から始まった軍艦島の上陸見学ツアーが話題となり、長崎を代表する観光スポットとなりました。
しかし2019年9月22日(日)に長崎県に接近した台風17号により、島への上陸見学を中止していましたが、2020年3月21日に再開される予定です。見学ツアーに関する詳細は、主催の各ツアー会社へお問い合わせください。
軍艦島詳細情報
住所 | 〒851-1315 長崎県長崎市高島町端島 |
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電話番号 | 095-829-1314 (長崎市観光推進課) |
ホームページ | 長崎市公式観光サイト「あっ!とながさき」 http://www.gunkanjima-nagasaki.jp/at/ |
各ツアー会社お問い合わせ | ・軍艦島クルーズ(株) 電話:095-827-2470 ホームページ:http://www.gunkanjima-cruise.jp/・(株)ユニバーサルワーカーズ 電話:095-895-9300 ホームページ:http://www.gunkanjima-concierge.com/index.html・やまさ海運(株) 電話:095-822-5002 ホームページ:http://www.gunkan-jima.net/・(株)シーマン商会 電話:095-818-1105 ホームページ:http://www.gunkanjima-tour.jp/・第七えびす丸・馬場広徳 電話:090-8225-8107 ホームページ:http://www.7ebisumaru.com/tour.html |