雲仙の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2024年3月5日(火)に環境省雲仙自然保護官事務所が主催で「外国人観光客に選ばれるメニュー作り”今日からできるベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等の食の多様性対応”セミナー」と題したセミナーがH.U.B 雲仙にて開催され、長崎県雲仙市内の飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム

「外国人観光客に選ばれるメニュー作り”今日からできるベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等の食の多様性対応”セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

「フードダイバーシティに対応した食品・調味料試食」(30分)

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当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応とは

まず弊社代表守護から世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、長崎県に来る旅行者のニーズ、ハラールビーフを提供するゼンカイミートが南九州にあることの利点、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、TSMC誘致による九州での新しいビジネスチャンス(五葷対応)、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

今日からできるコストも手間もかからない方法としては、ペペロンチーノのベーコンを雲仙のキノコに変更したり、レトルトの商品などをうまく使って、上に乗せるトッピングで対応を変えていく方法について説明され、参加者からは「これならすぐにできそう」といった声が上がりました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

フードダイバーシティに対応した食品・調味料試食

試食については下記の8品を用意し、講師の守護が一つ一つの商品について使い方の事例なども踏まえて説明していきました。
※食材提供:株式会社グローバル

・長崎ちゃんぽん(レストラン菜道から特別提供)
・ローストビーフ(ゼンカイミート
・ステーキ(ゼンカイミート
フードダイバーシティカレー(エスビー食品)
野菜ベースの焼そばソース(オタフクソース・菜道)
野菜ベースの旨味だしつゆ(オタフクソース・菜道)
デーツシロップ
サムライラーメンUMAMI

試食で提供されたもの、対応表

ヴィーガンとハラールに対応した長崎ちゃんぽん

ハラール対応のローストビーフ

参加者からは「長崎ちゃんぽんがとてもおいしかった。動物性不使用でも味がしっかりと出せることが分かりました。」「ハラールやヴィーガンは味が落ちると勝手に思っていたが、全くそうでないことが分かりました。」「これまでのハラールセミナーやヴィーガンセミナーとは全く異なり、シェフの目線をしっかりと把握した内容で、これならできると心から思える内容だった。」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたまま120分のセミナーは終了しました。

尚、今後も環境省雲仙自然保護官事務所としては食の多様化を推進していくとのことです。