人吉球磨の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年2月5日(月)、一般社団法人人吉球磨観光地域づくり協議会が主催で「人吉球磨の食材を活かしたヴィーガン・ハラール等の食の多様性対応セミナー」がひまわり亭にて開催され、人吉球磨の飲食店、宿泊施設関係者が約50名参加しました。
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プログラム

「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」(20分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

「人吉球磨の食材を活かして作ってみる!」(90分)
講師:リュウキンカの郷 本田 節 氏
講師:親父のガンコとうふ 牧野 恭子 氏

質疑応答

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当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、人吉球磨に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

さらに、ハラールの食肉を販売するゼンカイミート株式会社が災害から復興した旨も説明され、人吉球磨は日本一新鮮なハラールビーフが近くで買えることのメリットなどが説明されました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ゼンカイミートのお肉は全てがハラール

続いて、「人吉球磨の食材を活かして作ってみる!」をテーマに、下記メニューを一緒に作るワークショップが行われました。

・がんもバーガー(ヴィーガン&ハラール)
・すき焼きバーガー(ハラール対応)※ゼンカイミート様よりお肉をご協賛いただきました
・温泉湯豆腐(ヴィーガン&ハラール)

それぞれの食材や調味料についての解説が行われた後、講師が調理工程を説明し、参加者はそれに沿って調理を進めていきました。

セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。

参加者からは「人吉球磨には非常に重要な食資源があることを改めて理解することができました」「一緒に手を動かすことで、しっかりと学ぶことができた」「ゼンカイミートを使えばハラール対応が簡単にできることが分かりました」などの声が上がりました。

今後も一般社団法人人吉球磨観光地域づくり協議会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。