青森県鯵ヶ沢町の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2024年1月12日(金)、一般社団法人鰺ヶ沢町観光協会が主催で「~わんどの資源を活用~ ベジタリアン・ヴィーガン等多様化する食文化インバウンド対応セミナー」がホテルグランメール山海荘にて開催され、飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム
「~わんどの資源を活用~ ベジタリアン・ヴィーガン等多様化する食文化インバウンド対応セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
基礎から学ぶフードダイバーシティ対応
弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、青森県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ベジタリアン・ヴィーガンなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、さらにそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。
さらに「ヴィーガン御膳」などという名前をつけると、ベジタリアンやヴィーガンのお客様にしか売れなくなるので、そうでない方にも普通に選んで頂けるネーミングにする重要性についても説明されました。
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このように見ると、シェフの負担が大きい
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共通点を見る考え方
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ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる
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名前も重要
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Happy Cowで鯵ヶ沢町は登録なし
セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。
参加者からは「大豆ミートなどを安易に使うのではなく、足元の資源を見直してメニュー作りに取り組みたい」「考えてみたら既にヴィーガンというものは多いので、日々意識したい」「青森の山の資源をしっかりと活かしていけばいいことが分かった」などの声が上がりました。
今後も一般社団法人鰺ヶ沢町観光協会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。