自由で開かれた食の選択肢を日本から世界へ
代替タンパク食品の研究開発を事業とするグリーンカルチャー株式会社は、この度、植物性の組織状たんぱく質を主原料とした植物由来「Green チャーシュー」の開発を行い、2023年9月11日(月)より事業者向け受託販売を開始したことを発表致しました。
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以下、プレスリリースより
- ラーメンの立役者!チャーシューを植物から再現
・動物性原料不使用ヴィーガン対応の『Green チャーシュー』
・コレステロール0mg/100g (※当社分析値)
・着色料、香料不使用
・しっかりした味付けでスープにうまみを与えます。
・ラーメンのトッピングはもとより、丼ものとして、チャーハンの具としてもお使いいただけます。
・加熱済冷凍製品。半解凍状態でカットしやすくなります。
・電子レンジ、オーブン、フライパン、湯煎加熱、すべての調理方法に対応。
・大豆ミートをより進化させた肉質感が特徴
- チャーシューなのに『コレステロール0mg』の新提案
一般的なチャーシューの脂質に含まれるコレステロール値は46mg/100g(※焼き豚栄養成分 日本食品標準成分表(八訂))ですが、Greenチャーシューは0mg/100gとなり、コレステロールが気になる方に安心してお召し上がりいただけることが特徴です。コレステロールは動物性食品に含まれており、特に肉や脂身に多く含まれていることで知られています。コレステロールが高い食事は動脈硬化の原因となり、このような食事傾向がある場合、野菜や豆類の摂取が推奨されています。
Greenチャーシューは動物性原材料不使用で、植物性タンパク質を主原料としていることから、コレステロール値を心配することなくタンパク質(11.2g/100g)を摂取できる『新しい食の選択肢』と言えます。
<製品情報>
・製品規格:1kg
・温度帯:冷凍
・ケース入数:13本
・販売方法:少量受託生産
・想定提供先:海外ラーメンチェーン店、インバウンド対応の国内ラーメンチェーン店、居酒屋チェーン店など
- 海外で普及するラーメンと『ヴィーガン対応』の実情
「日本滞在時に食べた日本料理」について、アメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国人男女計1,200人を対象とした調査(※農林中央金庫 2023年)では、「すし」「天ぷら」「ステーキ・焼肉」に次ぐ第4位に「ラーメン」がランクインしていることからも、外国人によるラーメンに対する需要の大きさを伺い知ることができます。また、2013年時点において、アメリカを筆頭に既に世界で1,000店舗以上のラーメン店が開業されており(※新横浜ラーメン博物館 2013年)、2023年現在では増々増加していることが予想されます。
特にその中で現地にローカライズしたラーメンが提供されることが多く、近年ポピュラーになりつつあるのが「ヴィーガン(動物性不使用)」対応であり、主に北米とヨーロッパを中心に、ラーメンの選択肢の一つとして広がりを見せています。一方、ベジタリアン、ヴィーガンラーメンのチャーシューに相当する食材に野菜や麩が代用されている場合が多く、動物性のラーメンに完成度で一歩引けを取る場合があります。
Greenチャーシューはこうしたヴィーガンラーメンの課題を解決し、ヴィーガン対応であっても本格的なラーメンのおいしさを楽しんでいただくことができるよう開発された製品となります。