中国でピーナッツを主原料としたヴィーガンチキン(植物性の鶏肉)を開発するHaofoodは、中国ローソンとのパートナーシップを発表しました。これを受け、同社が開発したVegan satay nugget(ヴィーガンサテーナゲット)は、中国全土にあるローソン 2,300店舗で販売が開始されました。

haofood HPより引用

HaofoodはこれまでB2Bや都市部を中心に事業展開を進めていましたが、ローソンとの提携を経て、展開領域をB2Cや中国全土へ拡大していくとのことです。

Haofoodの創設者兼CEOであるAstridPrajogo氏は次のように語ります。

「ローソンと提携できることを嬉しく思います。Haofoodの目標はヴィーガンチキンをより多くの人に届けることです。中国から展開をスタートした理由は、世界で最も人口が多く、またミレニアル世代のベジタリアンやフレキシタリアンの人口が増加傾向にあるからです。」

中国の国家発展改革委員会は2022年5月10日「第14次五カ年計画バイオエコノミー発展計画」を発表し、4大重点発展分野の1つとして「代替タンパク」に注力していく構えを見せました。中国政府は近年代替タンパクの重要性を繰り返し強調しており、世界各国より中国代替タンパク市場に注目が集まっています。

V2 HPより引用

引用元

Chinese Alt Chicken Brand Haofood Rolls out into 2,300 Lawson Stores
https://vegconomist.com/retail-e-commerce/chinese-alt-chicken-brand-haofood-rolls-out-into-2300-lawson-stores/

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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