2022年3月14日、バーガーキングはロンドンのレスター・スクエアにある旗艦店で1ヶ月間全メニューをヴィーガン対応で販売する取り組み『The vegan location』を発表しました。ドイツ、スペインに続きロンドンで第3回目のトライヤルとなりますが、この結果を踏まえ継続的な取り組みにしていくかを判断する意向です。メニューは看板商品のワッパーに加え、チキンナゲットやカツロワイヤル等、計23品で構成されています（ヴィーガン認証は取得しない方向性）。
過去の記事
Burger King UK HPより
使用するプラントベースミートはオランダ発の「ベジタリアンブッチャー」で、メキシコ、中国、ドイツ等のバーガーキングでも同ブランドを使用しています。
バーガーキングは、2019年にアメリカでインポッシブルミートとのコラボレーションメニューを発売したのきっかけにプラントベース市場に参入をしましたが、その後2、3年で展開地域・メニューの拡大を続けています。同社は「2030年までに50%以上のメニューをプラントベースへ移行する」という目標を掲げており、海外ベジニュース特集でも引き続き動向を追いかけます。
Burger King Spain HPより
【参考記事】
BURGER KING OPENS A VEGAN LOCATION IN LONDON WITH 25 PLANT-BASED OPTIONS
著者
山崎寛斗（やまざき・ひろと）
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著：東京食素！美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
https://www.plantbased-japan.com/
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