栃木県の飲食店様、宿泊施設様、農泊関係者様向けセミナー

2022年3月10日に株式会社農協観光関東統括支店が主催で食を通じた高付加価値化セミナーと題したセミナーが開催され、栃木県周辺の飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症対策を厳重に行って開催されています
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プログラム

「食を通じた高付加価値化セミナー」(60分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏

「事例紹介:日光軒の食の多様化に対する取組みについて」(30分)
講師:有限会社日光軒 代表取締役 五箇 大成 氏

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当日の様子

今日からできるフードダイバーシティ対応

まず弊社代表守護から世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えること、旅行者のニーズ、ハラールビーフやハラールチキンの見つけ方、少しの工夫で様々な対応ができる旨などについて、具体的な事例や下記図を基に説明されました。さらにヴィーガンに対応すると、アレルギーなども含めた様々な食のルールを持った方に食事が提供できる旨や、違いよりも共通点を見て考える必要性なども語られました。

無理なく対応していく重要性

続いて、長年ハラールやヴィーガンに対応してきた日光軒の五箇氏から、クリケットを絡めた取り組みや、農泊での取り組みなど、実例を用いて詳細が説明され、特に下記3点の重要性について重点的に説明が行われました。

「無理なく対応しないと続かない」
「在住者に満足して頂けたら、インバウンドは自動的に増える」
「ルールではなく、人と向き合う」

参加者からは「無理なく対応する重要性が理解できた」「外国人在住者にアプローチするという視点はなかった」「100点満点を目指す必要がないことが分かった」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。