アフターコロナに備える人吉球磨地域の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2021年11月24日に一般社団法人人吉球磨観光地域づくり協議会が主催で「食の多様性対応」と「SDGs×地産地消ツーリズム」に関するセミナーがひまわり亭で開催され、人吉球磨地域の飲食店、宿泊施設関係者が約40名参加しました。
※本セミナーは全3回となり、今回は3回目となります。
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セミナーは繊月酒造の堤純子氏から前回セミナーの振り返りと人吉球磨地区におけるフードダイバーシティ対応の広がりとサスティナブルツーリズムとの関連性が説明されました。

繊月酒造の堤純子氏

応用編として開催された本セミナーでは、菜道(東京・自由が丘)のシェフ・楠本氏が『ヴィーガン・ベジタリアンレストラン世界一(2019年検索アプリHappy Cowによる選出)に至る経緯を述べ、「地元食材を使ったおいしいヴィーガンメニュー」をテーマに試食会が開催されました。

【試食として提供された料理は以下の通り】
・うなぎの蒲焼き
・焼き鳥
・麻婆豆腐
・中華そば
・コロッケハンバーガー
・和栗のモンブランプリン
・栗大福

試食提供の終了後に、楠本氏からはそれぞれのメニューにおける「考え方」「味の出し方」「食材の選び方」などが一つ一つ解説され、参加者からは1時間以上に渡って多くの質問が飛び交いました。
※黒く塗りつぶした部分は参加者限定公開

道の駅や地域のスーパーで食材を探す楠本氏

楠本氏が提供したメニュー

料理の解説を行う楠本氏

提供したメニューの対応表


参加者からは「植物性のものだけを使ったとは思えないほどおいしい」「ヴィーガンのお客様以外にも十分提供できる味」といった声が相次ぎました。

東京から参加した中央省庁に勤務する方からは「日本の食の新たな可能性を見ました。地産地消のレベルを上げることで、世界からお客様を呼び込める環境をつくれると感じました。」と感想を述べられました。

全3回にわたるセミナーは以上で終了となりました。人吉球磨地区におけるサステナブルツーリズムの中の地産地消とフードダイバーシティの展開について、今後も注目したいと思います。

尚、今後も人吉球磨地域として食の多様化事業を注力して推進していくとのことです。

■日時

DAY1:2021(令和3)年10月8日(金) 14:00~16:00(終了)

DAY2:2021(令和3)年11月14日(日) 14:00~16:00(終了)

DAY3:2021(令和3)年11月24日(水) 14:00~16:00(終了)

■場所

ひまわり亭
〒868-0075 熊本県人吉市矢黒町1880−2
https://himawari-tei.com/

■お申し込み方法

一般社団法人 人吉球磨観光地域づくり協議会  宮原宛
TEL:0966-49-9010
MAIL:kanchikyo03@gmail.com