「同じ釜の飯を食べる」を実現

2026年2月20日(水)、新潟県南魚沼市の浦佐認定こども園において、第2回目となる「One Table Day」が開催されました。本取り組みは、様々な宗教の違いに関わらず、すべての園児が同じ食卓を囲み、同じ食事を共にすることを目的として実施されています。

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第1回目の様子はこちら

【取り組みの経緯として】
南魚沼市には、留学生の多い「国際大学(IUJ)」があり、従来から海外出身の在住者が多く暮らしています。その中には、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教、仏教など、さまざまな宗教的背景を持つ方々がおり、その子どもたちが通う浦佐認定こども園でも、これまで通常の給食とは別に特別給食を提供したり、園児によっては自宅から弁当を持参したりするケースが多く見られました。そのため、園児たちは「同じテーブルを囲んで同じものを食べる」という経験を十分にすることができていませんでした。

そんな中、南魚沼市が2025年11月に開催した多様な食に関するセミナーに園職員が参加し、他の保育園が実施する「One Table Day」の取り組みを知ったことをきっかけに、園でも実施しようという運びとなりました。

One Table Dayで食事をする園児

提供されたメニューは?

浦佐認定こども園のOne Table Dayとして提供されたメニュー

・カボチャのポタージュ風スープ
・鶏の照り焼き
・昆布煮
・ご飯

一つのテーブルを囲むために、工夫されたポイントは2点

1点目:全員に「カボチャのポタージュ風スープ」が提供されたこと

通常のポタージュスープにはさまざまな動物性原材料が使用されており、イスラム教やヒンズー教の園児は食べられないことがあります。今回は動物性原材料不使用の28アレルゲンフリーのシチューフレークエスビー食品株式会社様からご協賛いただき使用いたしました。

「おいしい!」という声があちこちから聞こえ、何度もおかわりをする子どもたちの姿も見られるなど、大変人気のメニューとなりました。

One Table Dayで食事をする園児

2点目:全員に「鶏の照り焼き」が提供されたこと

子どもたちに人気の鶏の照り焼きですが、通常は下味にみりんと料理酒を使用するため、イスラム教の園児は食べることができません。今回は、地元南魚沼市の企業である八海醸造株式会社甘酒(原材料は米と米糀のみ)を使用し、美味しい鶏の照り焼き(ハラールチキン使用)に仕上げました。

特別協力(敬称略)

食材協賛①:エスビー食品株式会社
食材協賛②:八海醸造株式会社
報道:フードダイバーシティ株式会社
※ご協賛いただける企業様募集中(お問い合わせ:info@food-diversity.co.jp

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