鶴岡市の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2025年10月28日(火)、鶴岡商工会議所が主催でヴィーガン&ハラール等「食の多様性セミナー」Day1が開催され、鶴岡市内の飲食店、宿泊施設関係者が20名参加しました。
=====================

プログラム

ヴィーガン&ハラール等「食の多様性セミナー」(120分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

=====================

当日の様子

山形県で求められるフードダイバーシティ対応とは

弊社代表・守護からは、基本的な言葉の意味、世界のフードダイバーシティ市場、それぞれのルールの全体像、お客様のニーズ、使用できる食材・調味料の選び方について説明がありました。特に「違いに注目するのではなく、共通点を見出すことの重要性」が強調されました。

ヴィーガンやハラールなどは一見「難しそう」と思われがちな分野ですが、専用メニューを個別に作成するとオペレーションの負担が大きくなります。そこで、共通点を整理し「みんなが食べられるもの」を一般メニューとして標準化することで、調理現場のストレスを大幅に軽減できることが示されました。

また、山形県では台湾からの旅行者が多いので、特に台湾素食対応が重要になる旨も補足されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する

参加者からは「食の多様性を“特別対応”ではなく“当たり前の選択肢”にする考え方が新鮮だった。」「実際の事例を交えて説明してくれたので、現場でのイメージが湧きやすかった。」「調味料や食材の具体例があり、すぐに取り入れられそうだった。」などの声が上がりました。

鶴岡商工会議所は今後も食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。