世界共通のプラットフォーム
HappyCow(ハッピーカウ)は、世界中のベジタリアン・ヴィーガン対応レストランを簡単に探せる検索サイト&アプリです。1999年にアメリカで誕生し、現在では180か国以上で利用されており、世界を旅するベジタリアン・ヴィーガンの旅行者にとって欠かせない世界共通のプラットフォームとなっています。
※2025年8月現在、世界で約26万店舗の登録、日本で約5400店舗(HappyCowデータより)
※世界中にベジタリアン・ヴィーガンは5.3億人(観光庁データより)

HappyCowの特徴
1. 世界共通プラットフォーム
海外でも日本国内でも、同じアプリからレストラン情報を検索でき、旅行者が安心して食事を選べます。
2. わかりやすい色分け表示
HappyCowでは、店舗の対応状況が以下のように色分けされています。
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緑のマーク:ヴィーガンレストラン(店舗で肉・魚・乳・卵など不使用)
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紫のマーク:ベジタリアンレストラン(店舗で肉・魚など不使用)
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赤のマーク:ヴィーガンオプションがある一般レストラン
これにより、初めての土地でも自分にあったお店を迷わずに選ぶことができます。

3. 登録無料で利用可能
ユーザーは無料で登録でき、アプリやウェブから簡単に検索可能です。飲食店側も基本的な掲載は無料のため、世界中の飲食店が気軽に参加できる仕組みになっています。
店舗登録方法はこちら
4. 信頼性の高い口コミ
HappyCowの大きな魅力は、実際に訪れたユーザーによる口コミや写真です。レビューは信頼性が高く、観光客が安心して利用できる判断材料となります。
飲食店にとって重要なのは、口コミが一定数たまることで信頼感が生まれ、そこから本格的に来店が増えるという点です。最初は数件のレビューでも、写真や評価が少しずつ蓄積されることで「安心して行けるお店」という印象が形成されます。
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最初の段階では、すでに来店されたお客様に「ぜひHappyCowにレビューをお願いします」と声をかけること。
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写真映えする料理やメニューを用意し、投稿されやすい環境をつくること。
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誠実な対応を続け、再訪や紹介につながる体験を提供すること。
これらの積み重ねが口コミの増加を促し、さらに新しいお客様を呼び込む好循環を生み出します。
日本におけるHappyCowの活用
訪日外国人観光客、特にヴィーガンやベジタリアン旅行者は食事選びに不安を抱えることが少なくありません。
日本の飲食店がHappyCowに掲載されることで、「このお店なら安心して利用できる」という信頼感を世界中に発信できます。自治体・行政・DMOの皆様は、まずは地域にどれくらい登録店舗があるかを確認してみることが一歩となります。
HappyCow 日本の地域別データ
https://www.happycow.net/asia/japan/
まとめ
HappyCowとは、世界中のヴィーガン・ベジタリアンレストランを探せる共通プラットフォームです。わかりやすい色分け表示、信頼できる口コミ、そして無料で利用できる利便性から、旅行者にも飲食店にもメリットの大きいサービスといえます。
今後、食の多様性がさらに求められる時代において、HappyCowはヴィーガン・ベジタリアン観光のスタンダードツールとして、ますます重要な役割を果たしていくでしょう。