愛知県の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2026年1月22日(木)、「ヴィーガン・ハラールなど 多様な食習慣に対応するためのセミナー&試食会」がクッキングサロン栄にて開催され、愛知県内の飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム

『ヴィーガン・ハラールなど 多様な食習慣に対応するためのセミナー』(60分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
講師:有限会社山本屋 専務取締役 青木 裕典氏

『調理実習を通じた多様な食習慣への実践対応・試食会』(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 菅谷 照之

質疑応答

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当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、 愛知県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

さらに、愛知県では2026年にアジアパラ競技大会(アジパラ)の開催を控えていることから、競技に参加する選手はもちろん、大会関係者や観客、メディア関係者など、多様な立場の来訪者を想定した受け入れ準備が不可欠である旨が補足された。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する

アジア競技大会はイスラム教比率が高い

フードダイバーシティに対応したご当地料理を作る

続いて実践編として、以下のメニューを一緒に作るワークショップが行われました。

・味噌牛カツ+ポテトサラダ
・あんかけスパゲティー
・小倉トースト
・きのこたっぷりカツカレー

提供したメニューの食材・調味料

完成したメニュー

まず、講師のフードダイバーシティ株式会社菅谷が今回使用する食材や調味料について、そして調理工程について説明を行い、参加者はそれに沿って調理を進めていきました。菅谷から伝えたポイントは以下の通り。

・フードダイバーシティに対応する場合でも、食材、調味料はほとんどが地元スーパーで揃えることができる
・特別に仕入れるものを最小限にしていくと、全体的なコストを抑えることができる
・大豆ミートなどを無理に調理しようとすると、臭みのマスキングなどを考えないといけないが、身近にある食べ慣れた食材の中から使えるものを探していくことが重要(日本料理に深く根付く豆腐や豆腐加工品はかなり使える)
・ヴィーガン出汁でしっかりと旨みを出したい時は「MAGI DASHI」が有効
・基本的な仕込みをヴィーガンでやっておき、そこから肉や魚を足していくオペレーションにすると多様な食に対応しやすい

今回事前に用意した食材・調味料

ブラックソルト
野菜ベースの焼そばソース
S&B ゴールデンカレー動物性原材料不使用
MAGI DASHI 白
ハラール国産牛(ゼンカイミート)

料理完成後に参加者全員で食したあと、講師が質疑応答にも対応し、セミナーは終了となりました。

参加者からは「どうしても難しく考えてしまう分野ですが、簡単に対応できる事例も多く、これならできると思える内容だった。」「料理人目線で現場のオペレーションに則したセミナーだったので、話がしっかりと入ってきた。」「今年はアジパラがあるので、しっかりと準備をして臨みたい。」などの声が上がりました。

今後も愛知県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。