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魅力が織りなす歴史・文化・自然の町
熊本県南部に位置する人吉球磨地方は、日本でも有数のムスリムフレンドリーな街として注目されており、世界中のムスリム観光客から人気が高まっています。福岡からは新幹線で、また鹿児島空港からもアクセスが良く、日本の歴史や文化、自然を満喫することができます。
今回、マレーシア、シンガポール、インドネシアの3カ国からのムスリムが人吉球磨を訪れ、街のムスリムフレンドリーな旅を体験しました。
Day 1: 深い歴史と驚きの味わいに触れる
人吉の旅は、秘密基地ミュージアムの訪問から始まりました。
ここでは、九州で唯一となるハラール対応の国産ローストビーフ丼を楽しみながら、日本の豊かな歴史に触れることができました。 「とても柔らかい!」「美味しい!」と歓声を上げながら、ハラールローストビーフ丼を堪能しました。
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次はHASSENBAでE-bikeに乗り、国宝の青井阿蘇神社や日本100名城の一つに認定された人吉城跡を訪問しました。人吉市内の観光スポットをE-bikeでゆったりと巡ることができ、参加者の皆さんに大好評でした。
観光を楽しんだ後はホテルへ!今回はムスリムフレンドリーなサービスを徹底しているとムスリムに大人気の旅館「清流山水花あゆの里」に宿泊しました。
礼拝マットの貸し出しや、素晴らしいハラール和牛会席、客室に露天風呂付きのオプションもあり、参加者の皆さんは大喜びでした。
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Day 2: 人吉ならではの食と文化体験
2日目はたもぎだけの収穫体験から始まりました。皆さんはたもぎだけを初めて見て、興味津々でした。自分で収穫し、その場で生で食べることができました。
自然豊かなあさぎり町で育ったたもぎだけは新鮮そのもので、「生で食べるなんて初めて!美味しい!」と大はしゃぎでした。
お昼には豆腐専門店「親父のガンコとうふ」へ。動物由来成分やアルコールが含まれておらず、新鮮な大豆本来の味を生かした料理を楽しみました。
野菜たっぷりの豆腐料理は、野菜が苦手な参加者も美味しく食べられ、「すごく美味しい!いっぱい食べてもお腹が重くならない!」と大好評でした。
ムスリムだけでなく、健康志向の方、重いものは苦手という方にもぜひ一度試していただきたい料理でした。
次に訪れたのは宮崎製茶の茶畑です。緑豊かな茶畑に囲まれながら、美味しいお茶の飲み比べと自家製のお茶入り苺大福を楽しみました。
オーナーの宮崎さんからお茶の仕事についてのお話も伺い、茶農家と直接触れ合う貴重な機会となりました。
さらに人吉の文化をもっと体験したいということで、人吉クラフトパーク石野公園へ行きました。
ここでは様々な文化体験が提供されており、今回は花手箱の絵付け体験をしました。先生の指導のもと、皆さんは真剣に絵付けに取り組みました。
自分で絵付けした花手箱を持ち帰ることができ、旅の思い出になる素敵なお土産になりました。
その日の宿泊は古民家「リュウキンカの郷」です。古民家のため、とてもホームな雰囲気で、「おばあちゃんの家に来たみたい」と懐かしい気持ちになりました。
リュウキンカの郷では宿泊のほか、みんなで日本の家庭料理を作り、一緒に夕食を楽しみました。
日本の家庭料理に興味津々の参加者たちは、オーナーから直接教わり、参加者からは「今度旦那さんに作ります!」と喜びの声が聞こえました。
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Day 3: 美しい日本文化とハラールBBQ
最終日には、人吉市内にある立山商店で着物を着て、抹茶体験とおはぎのデコレーションを体験しました。
抹茶体験では、立山商店のオーナーの指導のもと、皆さんが自分でお茶を点てました。また、Cafe Kotokaのオーナーの指導でおはぎをお花の形にデコレーションする体験も行いました。あんこペーストで花びらや葉っぱを作るのに挑戦し、「うまくできない〜もう一回!」と苦戦しながらも、皆さんは笑いながら楽しんでいました。
今回の旅のメインイベントは、ハラール牛肉屠畜業者のゼンカイミート社によるBBQです!当日に屠畜された新鮮な牛肉が様々な部位用意され、「こんなに新鮮なハラールのお肉を食べられるなんて!」と大喜びでした。
ゼンカイミートの特製焼肉ソースと一緒に味わい、「う〜まい!」との声が響きました。
さらに、工場を訪問し、実際の屠畜エリアを見学しました。そこで、ハラール牛肉の屠畜を担当しているインドネシア人ムスリム男性3人とお話を伺うことができました。
参加者からは「日本のハラール牛肉を支えていらっしゃるおかげで、私たちは安心してハラール牛肉を食べられます。本当にありがとうございます」と感謝の声が寄せられました。
この3日間で人吉を存分に堪能しました。歴史や文化、美味しい食事まで多くの体験ができ、全てがとても良い旅の思い出となり、発見と喜びに満ちていました。