奥秋田で開催された初めてのフードダイバーシティセミナー
2021年7月28日(水)に大館市、7月29日(木)に北秋田市で、一般社団法人秋田犬ツーリズムが主催する「奥秋田 農泊プログラム」食の多様化セミナーが開催され、弊社代表の守護が講演致しました。セミナーには地域の事業者約40社が参加されました。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症対策を厳重に行い開催しております
※オンラインも同時開催
まず守護から世界のフードダイバーシティ市場や、食事のルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えることについて、下記図を基に説明されました。
更に秋田犬「まさる」を通じて同地域に関係性が深い、ロシアのフィギュアスケート選手・アリーナ・ザギトワ選手がムスリム(イスラム教)であることも伝えられ、ハラール対応を行う重要性、特に同地域の特産である比内地鶏がハラール屠畜されたら注目度が非常に高くなるなどの話も行われた。尚、イスラム教と犬の関係については「戒律上、嫌がる人もいる」という注釈も説明されました。
最後に観光業において「来るようになったら対応する」では何も成果は生まないこと、然るべき対応を行ってHalal Gourmet JapanやHappy Cowに登録した上で情報発信する重要性について説明され、各3時間のセミナーは終了となりました。
また、同地域を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」は2021年7月27日に世界遺産となりました。今後の取り組みにも目が離せません。