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フルヴィーガンの喫茶店が東銀座に登場

こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。

今ヴィーガン業界で話題となっているコメダ珈琲運営の新業態「KOMEDA is □(コメダイズ)」に行って参りました。本日はそちらについて書きたいと思います。

2つのヴィーガン認証がお出迎え

まず最初に飛び込んでくるのはなんと2つのヴィーガン認証。業界への敬意をとても感じます。

コンセプト

コンセプトは「地球とくつろぐ喫茶店を」ということで、主にSDGsが背景とのことです。全テーブルにSDGsの17「パートナーシップで目標を達成しよう」が貼られていました。尚、HPでは12.13、14、15が掲げています。

アレルギー情報はこちら

フルヴィーガンなので、アレルギーのお客様も多いと思いますが、HP上でも分かりやすいところにしっかりと表にされていました。
※アレルギーの約60%は「乳」と「卵」となります。
https://www.komeda-is.com/pdf/allergy.pdf

メニュー価格について

通常のコメダ珈琲のメニュー
https://www.komeda.co.jp/menu/index.html

KOMEDA is □(コメダイズ)
https://www.komeda-is.com/

下記のように比較表を作りました。もちろん食材などは全て既存の一括仕入れではなく、1店舗用の特別仕入れだと思いますので、価格は上がって然りだと思います。

味について

下記4メニューを頂きましたが、本当にいい意味でプラントベース感をしっかりと味わうことができました。味もボリュームも満足です。

Soyハムカツ 590円

定番ポテサラサンド 980円

アボ照りバーガー 1,080円

喫茶店のナポリタン 1,290円

感想として

昨今は「言われなければ気づかない」というヴィーガン対応店も増えてきましたが、今回はプラントベース感をしっかりと前面に出されています。『「お肉を休む日を、つくろう。」コメダからの提案です。』とHPにも記載があるように、プラントベース感をしっかりと分かって食べるのも、私は一つのスタイルだと感じました。また今回は価格を上げた取り組みになっているので、一般消費者へどれだけ受け入れられるのかも注目点になるのではないかと思います。新型コロナウイルスの影響で今大きく見直される未来ですが、それらを考えるきっかけを頂けるとても素晴らしいカフェですので、是非とも一度足を運んで頂くことをお勧め致します。