With コロナで野菜不足、運動不足からくる健康不安
こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。
昨今の新型コロナウィルス感染症が日本国内はもとより世界的な蔓延が続いており、関係各社様に置かれましても甚大な影響を受けておられるかと思います。
一刻も早く終息することを心から願ってはおりますが、昨今では長期戦を見越して「With コロナ」という言葉も出てきております。
その中で2020年5月14日には39都道府県で緊急事態宣言は解除、5月25日には全ての都道府県で解除となり、第二波を警戒しながらも徐々に飲食店などの再開が少しずつ始まりました。
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しかし、お客様は決して「コロナ以前の状態」ではないことは多くの方が実感されていると思います。
実際にテイクアウトやデリバリー市場ではこのような変化もあって、ベジタリアン・ヴィーガン対応メニューのニーズが伸びました。
また、国民の約35%「コロナ太り」を実感しているとのデータも発表されていましたが、ますます食を選ぶ意識が今後高まってくることが予想されます。
本日はその中でお店に求められる変化について書きたいと思います。
「コロナで運動不足、野菜不足のあなたに」メニューが響く
先日、営業を再開したあるラーメン屋さん(ハラールもヴィーガンも対応)とこんなお話を伺いました。なんと「サイドメニューにベジタリアン、ヴィーガンメニューを頼む一般日本人客がとても増えた」とのことです。
詳しく聞いてみると、いつもラーメンに加えて餃子や鶏のから揚げを頼んでいた常連のお客様が、ベジタリアン餃子や大豆ミートのから揚げを食べているとのことでした。コロナの影響でインバウンドのお客様が減ってからはベジタリアン、ヴィーガンメニューの注文はほとんどなかったそうですが、ここの来ての急増ニーズに製造ペースを上げているそうです。更にこのように変わったのは1人や2人の常連客だけでないそうで、明らかにお客様の意識が以前とは変わっていることを実感されていました。しかし現在の動きはサイドメニューが中心ということで、やはりコロナ以前から食生活をいきなりガラッと変えたり、自粛ストレスからも食べ応えを落とすことは難しいからこそ、まずはサイドメニューのHealthier choice(健康的な選択)から始めていこうという流れが出来ているのではないでしょうか。
このような状況下では「コロナで運動不足、野菜不足を感じる方へ」という文言が入ったメニュー作りをして、しっかりと訴求するのも一つのやり方かもしれません。
重要となるのはネーミング
ベジタリアン・ヴィーガンチョイスが増えると言っても、やはり気を付けたいのはネーミングですので、必ずこちらの記事はお目通しを頂きたいと思っております。
https://fooddiversity.today/article_56333.html
ベジタリアン・ヴィーガンはまだまだ日本の世間一般では「特別な食事」「サラダが中心」というイメージになっていることは否めません。
あくまでも今急増しているニーズは「運動不足、野菜不足」ですので、響くのは「ヘルシー、野菜たっぷり」といった言葉ではないでしょうか。もちろん「ヘルシー、野菜たっぷり」とベジタリアン・ヴィーガンという言葉を紐づける方も増えていて、且つ今後も増えていく実感はありますが、ここは自店のお客様の様子や反応を見ながらしっかりとネーミングを考えるべきだと思います。
今後も
現在はサイドメニューが中心ですが、ベジタリアン・ヴィーガン対応メニューの味に納得した方や、長期戦を見越した自己防衛を意識する方は、次にメインの食事でもベジタリアン・ヴィーガン対応メニューを選ぶ流れになると思いますので、今からそれらを今からしっかりと準備しておくことが重要になります。
もちろんインバウンドが戻ってきたときには、そのメニューはベジタリアン・ヴィーガンメニューとしてそのまま使えます。こちらの記事もご覧頂きたいのですが、世界的にもニーズは確実に伸びてくる分野ではないかと考えておりますので、今こそ腰を据えてベジタリアン・ヴィーガン対応メニューの作りこみを進めていただきたいと思っております。
以上、長文乱文となりましたが、Withコロナ対策を進める企業様にとって有益な情報になっていれば幸いです。
また実際に進めていくにあたっても、弊社としても出来る限りのサポートを行いますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。