待望の国産ブロイラー登場

兵庫県神戸市の鳥芳産業株式会社は、日本で初めてハラール認証を取得した小規模食鳥処理場として、国産ハラールチキンの生産・販売に取り組んでいます。

輸入品中心だったハラールチキン市場に、国産ブロイラーという新たな選択肢

世界には約20億人のムスリムが暮らしており、鶏肉は最も広く食べられている食肉の一つです。しかし、日本国内でハラール認証を取得した国産ブロイラーを入手できる機会は限られていました。

こうした中、鳥芳産業は宗教や文化の違いを尊重し、より多くの人が安心して食べられる国産鶏肉を提供するため、小規模食鳥処理場として日本初となるハラール認証取得し、国産ブロイラーの提供を開始しました。

これまで輸入品が中心だった日本のハラールチキン市場において、国産ブロイラーという新たな選択肢が生まれたことになります。

なお、国内ではハラール認証を取得した鶏肉の生産事例もありますが、鳥芳産業は一般的な食肉用として流通するブロイラーを扱う小規模食鳥処理場として認証を取得した点が特徴です。

ブロイラーだからこそ作りやすい料理も

これは単にハラール対応の鶏肉が増えたという話ではありません。日本在住のムスリムはもちろん、訪日ムスリム旅行者に対しても、日本ならではの鶏料理を国産鶏で提供できる可能性が広がることを意味しています。

  • 焼き鳥
  • 唐揚げ
  • チキン南蛮
  • 親子丼
  • とり天
  • 炭火焼き鳥

特に焼き鳥は、旅行者からの人気が高い日本食の一つです。国産ハラールブロイラーの供給が進むことで、ハラール焼き鳥を提供できる店舗が増え、日本らしい食体験の選択肢がさらに広がることが期待されます。

もも肉1枚から購入可能

同社では一般消費者向けの販売も行っており、営業時間は朝7時から11時まで。

もも肉1枚、むね肉1枚から購入できるため、

  • 晩ご飯のおかず
  • BBQ用の食材
  • キャンプ料理
  • ハラール対応のホームパーティー

など、少量から気軽に利用できます。

まとめ

国産ハラールブロイラーという新たな選択肢を市場に提供した鳥芳産業。これまで輸入品が中心だった日本のハラールチキン市場において、国産ならではの品質や鮮度を活かした商品展開への期待が高まります。

食の多様性への関心が高まる中、日本の鶏肉文化と世界の食文化をつなぐ存在として、今後の鳥芳産業の取り組みに注目が集まります。