東京都中央区の観光案内所・コンシェルジュ向けセミナー

2023年12月5日(火)、「観光案内所・コンシェルジュが知っておくべきヴィーガン・ハラール・グルテンフリー等のフードダイバーシティセミナー」が一般社団法人中央区観光協会で開催され、観光従事者約20名参加しました。
=====================

プログラム

「観光案内所・コンシェルジュが知っておくべきヴィーガン・ハラール・グルテンフリー等のフードダイバーシティセミナー」(120分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

=====================

当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、東京に来る旅行者のニーズ、手配する飲食店との交渉方法、レストラン検索に便利なサイトの紹介、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られ、さまざまな背景を持つ方々にも「ヴィーガン」であれば多くの方々を網羅できるという話が行われました。

さらに昨今増えている「グルテンフリー」について、アレルギーなのか、病気なのか、主義なのかで対応が全く異なってくる旨も説明され、ヒアリング方法なども含めて現場に即した案内方法が説明されました。

最後に旅行者の食べられるもの(Can Eat)と、食べたいもの(Want to Eat)に関する解説も行われ、観光消費額を上げるためにはWant to Eatのお店を案内する重要性について、具体例を挙げながら説明が行われました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。

参加者からは「多様な背景を持つ旅行者が増えているけど、今回のセミナーで”何故”までしっかりと学ぶことができたので、今後に活かしていきたい。」「料理人の方がなぜ受け入れを嫌がるのかが分かりましたので、そこを配慮しながら交渉できるノウハウを学ぶことができた。」「Can EatとWant to Eatの違いがとてもよく理解できた。東京としてしっかりとWant to Eatのお店を案内できるようにしたい。」などの声が上がりました。