福岡県の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2023年11月15日（水）、福岡県が主催で「ヴィーガンやムスリム等、外国人の文化・習慣に配慮した接客のポイント」がTKPガーデンシティ博多にて開催され、福岡県の飲食店、宿泊施設関係者がオンライン参加も含めて約60名ほど参加しました。
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プログラム
「外国人の文化・習慣に配慮した接客のポイント」
・ベジタリアン、ヴィーガンに関する店舗での接客について
講師：有限会社山本屋 専務取締役 青木 裕典氏
・イスラム教徒の文化、習慣に配慮した接客について
講師：キャリアダイバーシティ株式会社 代表取締役 和田 海二氏
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当日の様子
ヴィーガンやムスリム等に関する店舗での接客について
まずは有限会社山本屋の青木氏から全体概要として、下記に関する講演が行われました。
・なぜフードダイバーシティに取り組むのか
・ベジタリアン、ヴィーガンに関する具体的な取り組み方法
・ベジタリアン、ヴィーガンに関する具体的な接客方法
・取り組みに関する成果とお客様の評価
・オペレーション構築について
・これから取り組む企業様へのメッセージ
さらに、これに付随し「新しい取り組みに対する社内からの反対」に関してどのように向き合って、どのように解決していったのか、社内の事例を踏まえて説明が行われました。
続いて、キャリアダイバーシティ株式会社の和田氏からは、ムスリムに特化して下記に関する講演が行われました。
・ハラール対応の基礎情報
・どのようなメニュー、どのような味が好まれるのか
・人気レストランの事例と、選ばれるポイント
・礼拝に関して
・情報発信について
特に和田氏からは「各国のムスリムが普段何を食べていて、日本で何を食べたいのか、福岡で何を食べたいのか」をしっかりと理解すると、成果につながりやすいと説明が行われました。
参加者からは「青木さんのお話は同じ飲食店として学ぶことばかりだった。まさに社内からの反対の声で悩んでいたので、非常に勇気が持てた。」「ハラールに取り組む前に、ムスリムのお客様のニーズを理解できてよかった。」などの声が上がり、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。
今後も福岡県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。
