池田市(大阪府)の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2023年5月10日(水)、池田市が主催で「ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等のフードダイバーシティセミナー」と題したセミナーが池田市役所 7階大会議室で開催され、池田市の飲食店、宿泊施設関係者が約30名参加しました。
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プログラム

「ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール等のフードダイバーシティセミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

少しの工夫でできるフードダイバーシティ対応とは

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えること、旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

またヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、それぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を理解して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、セールス、ホール、キッチンのストレスが大幅に削減されることが説明されました。

さらにアフターコロナの新トレンドとして、近年で環境への意識が大きく変わったことなどにも触れ、2025年に日本万国博覧会を控える大阪でも、肉や魚を使用しないメニュー開発をしっかりと準備する必要性なども説明されました。

最後に、イスラム教徒がレストランを検索する際に使用するアプリ「Halal Gourmet Japan」、ベジタリアンやヴィーガンの方々がレストランを検索する際に使用するアプリ「HappyCow」についても登録方法や、お客様からの評価ポイント、自社が選ばれるための仕掛けなども踏まえて説明されました。

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

ヴィーガンは多くの方に提供できるメニュー

枝豆や冷奴などヴィーガンで当たり前のものに表記をする重要性

最後に参加者からは「最新の情報がアップデートできてよかった」「専用メニューではなく、一般のお客様にもしっかりと提供できるメニューを考えたい」「対象者が一人いたら団体が獲得できるという考えは、その通りだと思った」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。

今後も池田市としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。